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6月の展覧会スケジュール
5月7月
6月4日(火)〜9日(日)

シュヴァーブ トム(Tomas Svab)

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自動車はその製造、流通そして使用することにおけるそれぞれの人の努力により実用的な道具であるという点では卓越する存在である。しかし、手に入れる時のスピードと同じくらいの速さで失われ、その自動車は次の新しい物に取って代えられる。そしてそれとは反対の時の流れにあるのが廃物とされた自動車である。皮肉に思えるかもしれないが、我々が置き去りにされた自動車をとても醜いものであると感じることは、まさに我々が自然について美しいと感じているということと同義である。それは自動車がアーストーン色に染まっていることや、複雑に非対称になった形、またその想像を越える様相は自然の美と廃棄した機械の醜さの両方を言い表している。
今回の写真シリーズでは、一連のパノラマの視界を使って、別の見方から車両を見た際の私の印象を記録している。3次元の眺めでは、車両は写真構図の対象として使われる代わりに全景色の中でほんの小さなスペースだけを占めているにすぎない。
とは言え、どこか別の場所からきたこの存在は私の写真シリーズのテーマであり、人工物と自然との境界線における不確実性(醜さと美しさ)を少しでも表せたらと思う。

作家略歴

1974年 チェコ・プラハ生まれ
1996年 ドーソンカレッジ商業写真専攻卒業(モントリオール・カナダ)
2005年 エミリーカー芸術大学写真専攻卒業(バンクーバー・カナダ)

個展
1997年 「II Lumistructor」ユーアーヒアーギャラリー(バンクーバー)
2004年 「Mapping Time」タフスギャラリー(バンクーバー)
2008年 「The Metamorphosis of Spaces: Takashima City」Gallery Kai(大阪)
2009年 「The Metamorphosis of Spaces: Takashima City, Part III」サンブリッジホテルギャラリー(滋賀)
2010年 「META KIT」ラ・ムッジーナ(東京)
2010年 「メタモルフォーゼ」アートスペース虹(京都)

グループ展
2003年 「Leaving Lotus Land」エミリーカー芸術大学(バンクーバー)
2004年 「Winter Salon」エクスポージャーギャラリー(バンクーバー)
「View Scope」エクスポージャーギャラリー(バンクーバー)
「Weave Me a Web」エミリーカー芸術大学(バンクーバー)
「Pixel」エクスポージャーギャラリー(バンクーバー)
「View to an End」エミリーカー芸術大学(バンクーバー)
2005年 「Nocturne」エクスポージャーギャラリー(バンクーバー)
「Departures & Arrivals」アートワークスギャラリー(バンクーバー)
「1st Art」ファーストカナディアンギャラリー(トロント/カナダ)
2008年 「Diagrams 展開図」プリンツギャラリー(京都)
「The Metamorphosis of Spaces: Takashima City, Part II」アートコートギャラリー(大阪)
「Peace Work」ZAIM・横浜創造界隈(横浜)
2009年 「Calendar for 2010」アートスペース虹(京都)
2010年 「玉手箱 Magical World, BIWAKO BIENNALE 2010」近江八幡市旧市街(滋賀)
2011年 「Calendar for 2012」アートスペース虹(京都)
2012年 「風と土の交藝 in 琵琶湖高島2012」(滋賀)

コーポレートコレクション・コミッションワーク
サルベーションアーミー(カナダ)2004、 モントリオール銀行(カナダ)2005、シティバンク カナダ 2006、 知恩院/新和順 会館・客室50室(京都)2011、大津びわこ合同庁舎2階ロビー(滋賀)2011

その他
2011年 「思い出写真修復プロジェクト」主宰(成安造形大学 地域連携プロジェクト)
2012年 ワークショップ 「不思議な立体写真をつくろう!」佐川美術館(滋賀)(8月・12月)

Website
http://www.23degrees.com

6月11日(火)〜16日(日)

瀬戸 直 個展「なき声をここに」 

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大量に作られ、大量に棄てられるものたち。
棄てる為に作られるモノたち。
気になって仕方がないのです。

作家略歴

京都造形芸術大学卒

2013
企画展「New Year Greetings」ギャラリーみずのそら

2012
個展『書庫の帰結』ギャラリー・カメリア
六本木アートナイト 深夜教室 『ぼくらの未来美術』ゲスト出演
手紙」展と東北からの新作品 ベルリン日独センター
企画展「New Year Greetings」ギャラリーみずのそら

2011
個展「書庫のブレス」ギャラリー・カメリア
企画展 TEGAMI (Benefizkonzert für Japan mit der Ausstellung TEGAMI)-Hamburg-
ワークショップ「箱の中のシャローム」シャロームロッジ
企画展 TEGAMI -日本から来たアーティストのハガキ in ハンブルグ日本映画祭-Hamburg-
企画展 New Year Greetings 展 2011 ギャラリーみずのそら

2010
企画展 -本のかたち'10-「アーティスト ブック 2」ギャラリー水土木
グループ展 「頂(イタダキ)」Gallery NOAH(ギャラリーノア)
個展「書庫の静脈」ギャラリー・カメリア

受賞履歴
2006 プジョー1007 カメレオキット デザインコンテスト 佳作
2007 中谷宇吉郎雪の科学館 雪のデザイン賞 入選

6月18(火)〜30日(日)(月曜休廊)
吉岡千尋展 「一幕の絵、小説の建築」 

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一幕の絵 2013 油彩、金属粉、白亜地、寒冷紗、パネル 210×297mm


小説の中で言葉によって描写される建物や映画の一幕に「絵として」面白さを感じる時、
それらを描き写す事で欠落してしまう見えないままの構造も、絵には残るような気がします。

作家略歴

1981生まれ 京都府出身
2004 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
2006 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了

|個 展|
2012 「skannata」ART COURT Gallery, 大阪
2010 「ガラスのライオン(非在の庭)」 アートスペース虹, 京都
2008 「吉岡千尋展」 O ギャラリーeyes, 大阪
2007 「吉岡千尋展」 O ギャラリーup,s, 東京
  「吉岡千尋展」 O ギャラリーeyes, 大阪

|グループ展|
2013 「KYOTO STUDIO」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA, 京都
「境谷小学校 作品展」京都市立境谷小学校, 京都(2012)
2011 「カレンダー展2011」 アートスペース虹, 京都(2009)
「歌とピクニック in Tamba」 うぐいすの森, 兵庫
  「gradation」 2kw gallery, 大阪
2010 「オープンスタジオuzumasa」 ウズイチstudio, 京都
「Art Camp 2010」 Gallery Yamaguchi kunst-bau, 大阪
2009 「feat.huntorama salon show」 Muzz Program Space, 京都
「Truth of the Multilayer」 同時代ギャラリー, 京都
「VOCA 展 2009 現代美術の展望−新しい平面の作家たち」 上野の森美術館, 東京
「佐々田南緒|吉岡千尋」 sowaka, 京都
「4つのアトリエ」 ウズイチstudio, 京都
「FIX 展」 元立誠小学校, 京都
2008 「和田典子|吉岡千尋」 Yuka Sasahara Gallery, 東京
「太秦出張仕事」 アートスペース虹, 京都
2007 「太秦仕事」 ウズイチstudio, 京都
2006 「Tourbillon IV」 O ギャラリーeyes, 大阪
2005 「drawing2005」 Gallery SOWAKA, 京都 
「市場」 mori-yu gallery, 京都
「錦市場でフィレンツェ・トスカーナを捜そう」 錦市場, 京都
「ART UNIV.2005」 キャンパスプラザ京都, 京都
「Art Camp2005」 Gallery Yamaguchi kunst-bau, 大阪
「京展2005」 京都市美術館 <市長賞>, 京都
2004 「まばたきfocus」 沖縄プランタビル2, 沖縄
「『主』と『客』」 同時代ギャラリー, 京都

|パブリックコレクション|
京都市立芸術大学、京都銀行

|レジデンス|
2011-2012「境谷小レジデンス」京都市立境谷小学校, 京都

 

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