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3月の展覧会スケジュール
2月4月

3月3日(火)〜3月15日(日)(月曜休廊)

堀尾貞治 展 あたりまえのこと 表現するのではなくそのものが持つ形と数で決定されるような形(彫刻)


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夜話(よばなし)

堀尾貞治展にともない、下記の通り夜話を行います。

対談:堀尾貞治 × 藤島 寛
日時:3月8日(日)午後5時半ー7時頃
場所:良恩寺(アートスペース虹から4分)
その後、アートスペース虹に於いてパフォーマンス ささやかなパーティーを行います。(料理:池田美沙)

藤島 寛(ふじしま ゆたか、 性格心理学、1949-)

パーソナリティ特性の遊戯性を視点として、芸術、宗教、病理を論考の 中心とすると同時に、音・音楽のある空間に関心を持ち、展覧会と呼応 した企画・制作を行う。
主要なプロジェクトには、ジョン・ケージ京都賞受賞記念コンサート (1989、名古屋市美術館)、ボルタンスキー展、ダニエル・ビュラン展、 ジョン・ケージ展に呼応した展覧会場での様々なイベント(水戸芸術館)、 鈴木昭男の「点音U」(1998、ストラスブール)、「ノイズレス展」 (2007、京都国立近代美術館)、「いきいきいき」(2010、三重県立美術館) などがある。
音楽や美術に関するテキストには、「可視的な音楽」(「視る」 395号、2001)、 「ノイズレス展」カタログ・テキスト(京都国立近代美術館、2007)、 「ART RULES」(「視る」 436号、2008)、「鈴木昭男展 点気 kidate」 カタログ・テキスト(三岸節子記念美術館、2008)がある。
↓藤島氏のテキストがお読みいただけます(pdf):
「大きのこ展」に際して、ジョン・ケ−ジの音楽 藤島寛




作家略歴

1939年 神戸市に生まれる。

1955年 1998年の定年退職迄、働きなら旺盛な作家活動を展開。

1965年 第15回具体美術展(具体ピナコテカ、大阪)に初出品。

1966年 具体美術協会の会員となり、1972年3月末の解散まで在籍。

1975年 神戸の居酒屋「ぼんくら」で作家仲間と月例の作品発表を始め実験の場とする、

2008年5月に閉店となったが、月例会は今も継続されている。

1985年 「あたりまえのこと」を一貫したコンセプトに作品制作を始める。

1998年 松谷武判と二人展、トゥルーズ及びフィジャック(フランス)

2002年 「堀尾貞治展——あたりまえのこと」/芦屋市立美術博物館

「未来予想図〜私の人生☆劇場〜」/兵庫県立美術館

2003年 4月より翌年3月まで1年間「空気美術館in兵庫運河」を開催。

木版画展「妙好人伝」堀尾貞治(絵師)x周治央城(彫師)/芦屋市立美術博物館

2004年 フランス北部リール市アートセンター「メゾンフォリー・ワゼム」など、

  5ヶ所でパフォーマンス。現場芸術集団「空気」と。

2005年 第2回横浜トリエンナーレ、現場芸術集団「空気」と共に参加。

2007年 Resounding Spirit: Japanese Contemporary Art of the 1960s      

(Carleton University Art Gallery, Ottawa, Canada)関連企画のライブ      

アート・フェスティバルに招かれ、篠原有司男、松谷武判とともにパフォーマンスを行なう。

2009年 富山県立美術館「みんなのアートミュージアム2009」展2日間のワークショップ

ベネチアのフォルチュニイ美術館で開催の「In-Finitum」展「空気」と。

    「水都大阪2009」(中之島公園、大阪)

2010年 旧神戸生糸検査所で《堀尾貞治+現場芸術集団「空気」あたりまえのこと(同時空間 四角連動)》を開催

2011年 ドイツ・フランクフルトのアートフェスティバル《Frankfurter Positionen

2011年 ベルギー・アントワープのAxel Vervoordt Gallery、「空気」メンバーと。

ヴェルヴォールト財団による堀尾の作品集「Sadaharu Horio」(英語版)が出版される。

2012年 ストックホルム近代美術館「EXPLOSION ! - Painting as Action」展

2013年 グッゲンハイム美術館 「具体」−素晴らしい遊び場」

2014年 「堀尾貞治 あたりまえのこと〈今〉」展/BBプラザ美術館、神戸

リール市立現代アートスペース《Espace le Carré》など

「Sadaharu Horio - Atarimae-no-koto」展/Körsbärsgården、スウェーデン・ゴットランド島

3月17日(火)〜29日(日)

國府ノート 2015

アートスペース虹では、昨年、亡くなった國府 理 が書き残した膨大な図面、プラン等々を、ご遺族のご協力得て、公開させて頂きます。作家の思考の跡が垣間見える物と思います。

過去にノートの展覧会は3回行って居り、
第1回「ノート’88」では、美術にみならず、等々様々なジャンルの視点を意識する事により、私自身が美術に新たな眼差しを持ちたいと考えました。
第2回「ノート'90」井上明彦(学芸員当時)、中原浩大(作家)、狩野忠正(建築家)
第3回「ノート ‘99」森村泰昌、やなぎみわ、ヤノベケンジ

作歌略歴

1970 京都府生まれ
1994 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了(彫刻専攻)
1993〜 ソーラーカーによるアートプロジェクト「Solar Power Lab」に参加
2014  4月29日 永眠 享年44歳

|主な個展|
2014 國府理展 相対温室 (青森公立大学国際芸術センター青森)
2013 國府理 未来のいえ (西宮市大谷記念美術館、兵庫)
2012 國府理 ここから 何処かへ (京都芸術センター)
   國府理展 水中エンジン (アートスペース虹、京都)
2010 國府理展 Parabolic Garden (アートコートギャラリー、大阪)
2008 國府理 move to moving (松本市美術館、長野 *松本市美術館・信州大学合同企画)

|主なグループ展|
2013 六甲ミーツ・アート 芸術散歩2013 (六甲カンツリーハウス、神戸・兵庫)
あいちトリエンナーレ2013 (中央広小路ビル、名古屋・愛知)
2012 福島現代美術ビエンナーレ2012−SORA− (福島空港、須賀川市/玉川村)
2011 TRA: Edge of Becoming (Palazzo Fortuny、ヴェネツィア、イタリア)
2009 神戸ビエンナーレ2009招待作家展 LINK しなやかな逸脱 (兵庫県立美術館)
エコ&アート−アートを通して地球環境を考える−近くから遠くへ(群馬県立館林美術館)

3月31日(火)〜4月5日(日)

申 芳礼 展「抱擁」

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裏と表の間をくぐり続けるために聴覚と触覚と視覚をナイフで削り整形する。その形を干してから、噛み、味わう。

作家略歴
1970年長野県生まれ。高校卒業後、祖国韓国へ渡る。延世大学新聞放送学科を卒業。日本に戻り数年間の様々な社会体験を経て、独学で美術を始める。その後日本・韓国・フランスにて生活、制作活動中。現在京都市に滞在。絵画、インスタレーション、映像。

4月7日(火)〜19日(日)

森本紀久子 展
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私の中心にあって創造をささえているものは、頭で考えたり、本よみからの理屈ではなく、情緒であります。

みごとな自然をうけとると、美しい情緒を心のなかに育てることが出来る。人と物との出会いもその様でした。

どんどんと、ゆっくりと。

絵でもなく、彫刻でもなく、デザインでもなく、勿論工芸でもなく・・・・・・。その様な言葉に縛られない、当て嵌まられないけど、、。私がどんどんと、ゆっくりと、産み出すものは、その無限のプロセスは、時間的に、空間的に、展示とかで区切られて行くものでは無くて、それ等は全く私的な高い完成度を望むために、息を止めて行うことの多い行為であり、マラソンみたいな、又は

水へ潜るスポーツみたいなものとも思える。こうしてそのプロセスは区切られて行くのであるであるから描きつぶしとか、やり直しとか、失敗とかは「無」で。唯々無限へ続くプロセスなのである。多分これは「私が生きていること」なのであろう。



 

作家略歴

1963 第2回北陸中部日本展(大賞受賞)

1964 第6回現代日本美術展(コンクール賞受賞)

第8回シェル美術賞展(3等賞)

第1回長岡現代美術館賞展招待

1965 ‘65現代美術の動向展(国立近代美術館京都分館)

1980,1983 ジャパンエンバ美術賞展(優秀賞)

1996 日本の美術・よみがえる1964(東京都現代美術館)

2002 長岡現代美術館賞回顧展(新潟県立近代美術館)

2005 前衛の女性(1950~1975)(栃木県立美術館)

2008 画家達の青春(新潟県立近代美術館)

2011 テント美術館とはなにか(西宮大谷記念美術館)

2014 ポラリス☆ジ・アートスペース(北鎌倉)

その他 Ge展1975~,グループ展と個展多数



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