ART SPACE NIJI 虹ロゴ
展覧会情報 スケジュール
過去の展覧会
トップページへ
レンタルギャラリー
アクセス
リンク
2月の展覧会スケジュール
1月3月

2月3日(火)〜2月8日(日)

和田 香世 展

イメージ
私の作品は、植物などのモチーフと背景、それだけの単純なものです。けれど私が描きたいのは植物ではなく、近くて遠い記憶の中の、光や温度であったりします。形を持たないそれらのものが、時折画面を横切る植物の周りに垣間見える気がして、そんなときは少し満たされます。
作家略歴
1985 京都府生まれ
2013 京都教育大学美術領域 卒業

2010 京展 入選
2011 上野の森美術館大賞展 入選
2011 京展 入選
2011 こみまる展 特別賞受賞
2012 上野の森美術館大賞展 入選
2012 京展 入選
2012 浜屋敷アートフェスタ 出品
2013 京都教育大学卒業制作点 出品
2013 京展 入選
2014 京展 入選

2月10日(火)〜2月15日(日)

「リトラル」 映像インスタレーション

作品名:「リトラル」
企画名:「自他領域と造形プロジェクト」
(主客未分の体験を現代芸術の造形に照らして相互ケアの論理へと再編成するた
めの研究 科研費基盤研究C)
主催:京都大学大学院人間・環境学研究科新宮研究室、主客未分の体験を現代芸
術の造形に照らして相互ケアの論理へと再編成するための研究プロジェクトチー
ム表現部会

企画コンセプト:
人と人との間に広がる共通経験の領域については、「主客未分」あるいは「自他
未分」と形容され、現象学的見地からメルロ-ポンティの「キアスマ」の概念な
どによって広く語られてきた。しかしこうした概念には、他者の占める時空間を
自己が占めるということの現実的な矛盾が明確に主題化されていないうらみがあ
る。この共同研究においては、人間が自らを証し立てするときに問題となる自他
の領域への接近を図り、結果をケアの論理にまで実効化してゆくことを目指す。
その一環となる制作プロジェクトでは、芸術作品の身振りの中にこの領域の構造
と機能とを探り、そこで我々の主客未分の領域をインスタレーションによって思
索する。

(文責:新宮一成)



2月16日(火)〜2月22日(日)

塚原真梨佳 展「C.Q.」

イメージ

2/2は1である。一見矛盾する事実のように思えても、それは実は元々ひとつの存在かもしれない。
私の大伯父は海軍軍人で太平洋戦争で戦死した。

陸にあがる度兄弟たちにたくさんのお土産を抱えて帰ってきたという優しい大伯父と、戦地に赴き敵国の艦を沈めた海軍軍人として

の大伯父は同じ大伯父だろう か。

戦争の被害者としての大伯父と加害者としての大伯父、個人と国家、生者と死者、肉親と英霊・・・大伯父というひとりの青年を巡る

事実にも多くの矛盾が内包されている。

私は、叶うことなら大伯父に会いたかった。しかし大伯父がもうこの世に存在しない今、大伯父に会うためには混沌とした矛盾に

向き合うしかない。

本展では、そんな混沌と向き合う空間をインスタレーション作品として表現できればと思う。


作家略歴
2011年〜 成安造形大学メディアデザイン領域映像・放送コース在学中

上映・展示歴
2012年10月  日本映像学会映像表現研究会主催ISMIEインターリンク学生映像作品展
2013年1月   市民が作るTVF東京ビデオフェスティバル2013
2013年5月〜 イメージ フォーラムフェスティバル2013
2013年9月   あいち国際女性映画祭2013
2013年11月  地方の時代映像祭2013
2013年11月  京都国際インディーズ映画祭2013
2013年12月  沖縄・奄美の映像祭
2013年1月   個展「塚原真梨佳映像作品展」(滋賀 成安造形大学 ギャラリーキューブ)
2014年1月   市民が作るTVF東京ビデオフェスティバル2014
2014年5月   KYOTOGRAPHIEサテライト企画KG+グループ展「APPEARANCE アピアランス」(京都 姉小路ギャラリー)
2014年9月   ヤングパースペクティヴ2014(シアターイメージフォーラム)
2014年10月  京都国際インディーズ映画祭2014

受賞・メディア掲載歴
2013年1月   市民が作るTVF東京ビデオフェスティバル2013 優秀作品賞/筑紫哲也賞
2013年5月    イメージフォーラムフェスティバル2013 ジャパントゥモロウ部門ノミネート
2013年9月   あいち国際女性映画祭2013 準グランプリ
2013年11月  地方の時代映像祭2013 奨励賞
2013年11月  京都国際インディーズ映画祭2013 グランプリ
2013年1月   沖縄タイムス29面掲載
2013年1月   琉球新報掲載
2013年1月   京都新聞26面掲載
2013年2月   伸樹社 ビデオジャーナル2013年2月15日号掲載
2013年3月   玄光社ビデオサロン2013年3月号掲載
2013年3月   RBCザ・ニュース特集「大学生の映像に筑紫哲也賞」出演
2014年7月   毎日新聞首都圏版「下村健一の手作り動画ウォッチ」掲載

2月24日(火)〜3月1日(日)

樋桁千波 展
イメージ
季節がめぐる様になにものの中にもすーっと流れるもの。混じり合い、淀み、深まり、澄み、こうしてぐるぐると移り行くものを描きたいと思っています。

 

作家略歴
略歴
1982 福井県生まれ
2005 京都造形芸術大学 美術・工芸学科 洋画コース卒業
2007 京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 芸術表現専攻修了

個展
2006 樋桁千波展 GALLERY SUZUKI(京都)
2008 樋桁千波展 ART SPACE NIJI(京都)
2014 樋桁千波展 ART SPACE NIJI (京都)

グループ展
2007 皐月の荘厳展 京都芸術センター

1月過去の展覧会へ3月
art-niji@onyx.ocn.ne.jp