ART SPACE NIJI 虹ロゴ
展覧会情報 スケジュール
過去の展覧会
トップページへ
レンタルギャラリー
アクセス
リンク
9月の展覧会スケジュール
8月10月
8月26日(火)〜9月7日(日)
長谷川 泰子 展
イメージ

なにがおこるかわからないけれど、きっとなにかがおこる予感がする。
じっと目を凝らし、気配を感じながら、待っている。
空は、どこまでも青く広いけれど、何かが近づいているのがわかる。
時間の中に漂う「気配」を待つ人々を描いてみたいと思います。
20世紀の終わりごろから長い間絵を描きませんでした。
個展をするのは、20年ぶりです。
久しぶりに描く絵に、何が現れてくるのでしょうか。

作家略歴

1953    大阪府生まれ
1983    京都市立芸術大学 大学院終了
1879~83 独立展出品
1981    シェル美術賞展 3等賞受賞
        個展(ギャラリー射手座・京都)
1982     個展(平松画廊・大阪)
1983    個展(ギャルリーサロンドゥボナ・東京)
        現代日本美術展 栃木県立美術館賞受賞
        個展(アートスペース虹・京都)
1984~88 日本青年画家展(84・優秀賞受賞)
1984    安井賞展(賞候補) 
        個展(アートスペース虹・京都)
        個展(ギャラリー芦屋・大阪)
1985    個展(アートスペース虹・京都)
        個展(ギャラリー芦屋・大阪)
        大阪市咲くやこの花賞 美術部門受賞
1986    日本青年画家展 大賞受賞
        個展(渋谷西武美術画廊・東京)
        個展(アートスペース虹・京都)
1987    個展(ギャラリー芦屋・大阪)
        個展(渋谷西武美術画廊・東京)
        安井賞展(賞候補)
1988~90 絵画今展(京都・三重・埼玉)
1988    個展(渋谷西武美術画廊・東京)
1989    現代アートフェスティバル(大阪)
1989~92 両洋の眼現代の絵画展(東京・京都・大阪)
1990    個展(渋谷西武美術画廊・東京)
        個展(アートスペース虹・京都)
1991    個展(梅田大丸美術画廊・大阪)
1992    個展(銀座三越・東京)
1993    個展(日本橋三越アールクリオ・東京)
        絵画IMA展(新宿三越・東京)
1994    個展(アートスペース虹・京都)
        現代絵画の断面 94洋画KYOTO展
1995    個展(ストリートギャラリー・神戸)
1998    坂井ユージロー・笹岡茂彦・長谷川泰子・三人展(不二画廊・大阪)
        これ以降、絵画制作を停止

9月9日(火)〜21日(日)(月曜休廊)
佐竹 龍蔵展 「やまのこえ」
イメージ

5歳の春、雨が降るなか友人達と山を登っていた。麓の公園から山頂まで、歩いて30分程度の整備された山道の途中で、こどもの声を聞いた。

今年の春に岩倉に引越して、前に住んでいた家より少しだけ山に近づいた。山からの風に土や草の匂いが混ったのを嗅ぎ、時間や天候によって様子を変える山際を見ていると、山にまつわるいろんな記憶が蘇る。
小学生の頃から山を遊び場にしていたので、山でいろんなものを見てきた。おとな達からは山にまつわるいろんな話しを聞かされた。山にはいろんなものがあった。四季折々の樹木や草花、多種多様な虫、猿や鹿などの生き物に出会う事もあれば、それらのフンや死骸も見つけた。自然のものだけではない。農作物の貯蔵庫、切り倒された木材、神社、山のふもとに遺された防空壕、朽ちた家、倒れた墓石などから、人々の暮らしを想像した。
そして、人づてに聞いた山の話に胸を躍らせ、怪談を聞かされては怯えていた。誰に聞いたか定かではないが、山からの帰り道に後ろを振り返ってしまうと山姥に食べられてしまう、という話がこどもの頃はとくに恐ろしかった。古事記にある黄泉の国の話しと、牛方と山姥の昔話を混ぜた様な話しだった。今でも、一人で山に入ったときは後ろは振り返らないようにしている。

2012年のアートスペース虹での個展「どこでもない場所」では、どこにでもある普遍的な風景画としていくつか山の絵を描いたが、今回は違ったかたちで「やま」の絵を描く。僕個人の山での体験と、人々の暮らしの痕跡、そして昔話や怪談が交錯した「やま」の絵を。

冒頭の話しにもどるが、15歳のぼく達は聞こえるはずの無い山からの声に恐怖し、山頂に着いたあとは来た道を引き返さずに別の道を探しながら帰ることにした。そこから4時間以上も山のなかを彷徨い、夕闇という別の恐怖が迫っているとも知らずに。家に帰り着いた頃、雨上がりの雲の切れ間からは星空が見えていた。

作家略歴
【略歴】
現在 京都市在住
   京都造形芸術大学 日本画コース 非常勤講師

2012年 京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 芸術表現専攻 修了

1987年 高知県四万十市生まれ

【個展】
2014年 「だれかのこども」、みうらじろうギャラリー、東京

2013年 「紙と絵具と絵画」、gallery near、京都
    「だれかのこども」、YOD gallery、大阪

2012年 「どこでもない場所」、アートスペース虹、京都
    「GEISAI#16審査員賞受賞者展2 片桐孝憲賞受賞 佐竹龍蔵 個展」、Hidari Zingaro、東京

2011年 「他者たちの部屋」、かるぽーと、高知
    「佐竹龍蔵展」、アートスペース虹、京都、同’10

2009年 「佐竹龍蔵展」、かるぽーと、 高知

【主なグループ展】
2014年 「ここで日本画を学びました。」、京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ
    「京都府美術工芸新鋭展」、京都文化博物館

2013年 「領海」、AKI gallery、台北
    「脈vol.3|ととと」、Gallery PARC 、京都

2012年 「Chikurinji Art Experience -私的超感覚-」、五台山 竹林寺、高知
    「Kawaii+大賞展」、スパイラルガーデン、東京

2011年 「VOCA展2011」、上野の森美術館、東京

【受賞】
2014年 「京都府美術工芸新鋭展」、毎日新聞社賞
    「Concours des Tableaux」、最優秀賞、’11、’09 同賞

2012年 「GEISAI#16」、片桐孝憲賞

2010年 「ART AWARD NEXT #1」、準大賞
9月23日(火)〜9月28日(日)
安藤太朗展 「ONE DAY」
イメージ

過ぎていく日々。
よく覚えていないが、確かにあったこと。
それは積み重なり壁になる。

浮かぶイメージ。
それが本当かどうかも分からない。

作家略歴

1977年 岡山県岡山市生まれ/大阪府枚方市在住
2000年 京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業
2002年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了

グループ展
2002年 「Accretion Disk 降着円盤」 mori yu gallery,京都
2003年 「黄色の庭」」 mori yu gallery,京都

個展
2009年 「Silent Face」 同時代ギャラリー,京都
2013年 「Free bird」 MEDIA SHOP,京都
2014年 「We are stones」 遊工房,東京

その他
2013年 「サイレントアクア」 @KCUA

8月過去の展覧会へ10月
art-niji@onyx.ocn.ne.jp