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4月の展覧会スケジュール
3月5月

4月3日(火)〜4月15日(日)(月曜休廊)

「スモール・ミュージック – ユリウス追悼」
Small music - Julius Memorial (1939-2011)


2011年1月、ドイツを代表するサウンドアーティストであるロルフ・ユリウスが逝去しました。享年71歳でした。写真家としてアートシーンに登場したユリウスは1970年代後半より、音の表現へと移行していき、'small Music' というコンセプトのもと、微小音の繊細な変化を特色とする独自のアートの世界を築いてきました。押しつけがましくなく、耳をそばだてることを求める彼のアートは、日本にも多くのファンを生み、2010年夏の瀬戸内国際芸術祭にも参加、健在を示していましたが、2011年に入ってガンが悪化、帰らぬ人となりました。本計画は、ユリウスを偲び、彼のサウンドインスタレーションをマイヤー・ユリウスの監修のもとで再現するとともに、彼のアートの特色について、音楽家やキュレーター、音楽学者などによって語り合うシンポジウムを開催します。20世紀後半に出現したサウンドアートは、欧米や日本、オーストラリアなどで発展してきましたが、そのなかでもユリウスは傑出したアーティストであったといえます。生前に、こういう形でユリウスのアートについて集中的に議論する機会はありませんでした。ユリウスのアートは何だったのか、今後のアートに何を残そうとしているのか、20世紀から21世紀にかけてのアートを展望したいと思います。
アートスペース虹では、1991年に10周年記念展として"Black (Yellow)"を、1994年には、京都音楽フォーラムの企画により嵯峨野の竹林で「竹林のための音楽」のインスタレーションと共に、アートスペース虹では、ドローイングと音のインスタレーションを行いました。
今回は、マイヤー・ユリウスのキューレーションにより、Rolf Julius,鈴木昭男、かわさきよしひろ、桑原敏郎各氏の作品と共にに追悼展を行います。

また、4月7日には京都国立近代美術館にてシンポジウムが開催されます。
http://www.momak.go.jp/Japanese/news/2012/smallmusic.html

展覧会の詳細は以下のファイルをご覧下さい。
スモール・ミュージック – ユリウス追悼展(PDF2MB)
作品イメージ


イメージ
4月17日(火)〜22日(日)
小泉 光子 展「赤い階段」


作品イメージ
癌という病気になっていいことがたくさんありました。虹さんで個展をさせていただけるのもそのひとつです。京都での初めての個展です。緊張します。

テーマは「赤い階段」です。個展のお話をいただいた時、ギャラリーの空間を見て思いつきました。インスタレーションと平面を作ります。やればやるほど難しさを感じながら、飛び越えたものを作りたいと思うのです。よろしくお願いいたします。          

小泉光子





作家略歴

1960 東京生まれ

1980 大阪音楽大学短期大学部ピアノ科卒

1983 吉原治良賞コンクール入選

1984 個展(アートスペース/兵庫)

1988 いま絵画は-OSAKA'88(大阪府立現代美術センター)

1986 日本・ハワイ交流展(ロビン・ブンティンギャラリー/ホノルル)

   赤をテーマとするエキシビション(ブラジル)

1987 個展(ノースフォート/大阪)(〜1992まで毎年)

   個展(六間画廊/兵庫)(1988)

1989 個展(ギャラリー関銀/大阪)(〜2004年まで毎年。二人展、企画展など含む)

   日韓交流展(京都)1990(ソウル)1992(大阪)

1990 阪急FIVE ART CINPETITION'90 最優秀賞(ファイブストリートギャラリー/大阪)

   個展(不二画廊/大阪)(〜2002まで毎年)

1991 芦屋市展 芦屋市美術協会賞

1992 個展(創造の森子供美術館/大阪)

1994 個展(さをりひろば/大阪)

1995 パリ・京都交流展(パリ)(1996、京都)

1996 Jeune Peinture(Espace Eiffel Branly/パリ)(1998)       

1996 個展(Za Gallery/東京)

1997 個展(STREET GALLERY/兵庫)(2004)

1999 個展(天野画廊/大阪)(〜2011まで毎年)

2004 個展(尼信博物館/兵庫)
  

グループ展多数(大阪、兵庫、京都、奈良、東京、神奈川、仙台、福井、福島、三重)

近年の展覧会

2011 個展(コンテンポラリーアートギャラリーZone/大阪)

   To You展(海月文庫/大阪)

   真夏のアートフェスティバル(ギャラリー菊/大阪)

   "輝いて生きる"女性たち展(ギャラリー菊/大阪)

   箕面の森アートウォーク(箕面公園昆虫館/大阪)

   個展「色言葉にほいがたりvol.12」(天野画廊/大阪)

   gallerism THE FINAL(大阪府立現代美術センター)

   POINT美杉展(Gallery VEGA/三重)

   勝手にチャンス展(海月文庫/大阪)

   Calendar for 2012(ART SPACE NIJI/京都)

あゆみ展(ギャラリーはたなか/大阪)

   Review in 2011(コンテンポラリーアートギャラリーZone/大阪)


4月24日(火)〜29日(日)

岡田 彩希子 展「新しいお誕生日」(インスタレーション)


作品イメージ
岡田 彩希子 展「新しいお誕生日」(インスタレーション)
失われた大切な人を想い出すと、乳房から降る乳の滴が、開かれたばかりの熱い心臓
に触れ、なくなったひとは、新しい鼓動でともに生きているように感じるときがあり
ます。

「新しいお誕生日、おめでとう」
ある日母の母になって、贈り物をする幼児として、あるいは、遠く亡くなった人たち
に思い出されて、わたしたちが眼を覚ますように。新しい4月の春に、心臓の家をイ
ンスタレーションします。




作家略歴

1975年生まれ
1998年大阪芸術大学芸術計画学科卒業後、
大阪大学、京都大学にて聴講生、科目等履修生を経て、
2011年京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程 修了
2012年現在、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程 在学中

個展
2009年3月『彼はそのように話さない』個展、神戸アート・ヴィレッジセンター(神戸)
2010年9月『真実の実-裂孔』個展、海岸通ギャラリー・CASO A室(大阪)
2011年9月『私は、私のすべての器官で、あなたを愛す。』個展、gallery16(京都)

グループ展
2009年8・9月『me』企画展「漂展」、ギャラリー流流(大阪)
2010年4月〜2012年3月『輝く夜に』3分間8ミリフィルムフェスティバルvol.21(全国
巡回)
2011年1月〜2月『Tu es ma faille.』『うさぎ、鳥する。』企画展「うは兎のう」、乙
画廊(大阪)

その他
2009年9月『ふたつの体』、第19回日本描画テスト・描画療法学会、ポスター
2011年10月和合亮一講演会『これからを生きるために・詩の礫』、ポスター




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