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4月の展覧会スケジュール
3月5月

4月6日〜11日
作花 愛梨(さっかえり) 展  インスタレーション
作品イメージ
蟻の群れを見ていると、その動きや、蟻1匹1匹の役割から、群れ自体が1つの生き物のように見えてくる。
ワームチューブなど、海の生き物、より原始的な生き物、虫を見ていると、動物の内臓のように見えてくる。
人の血管などの組織を見ていると、木々の根や梢のように見えてくる。
ミトコンドリアを細胞に取り込んだように共生関係にあった生き物が1つの膜に包まれて新たな生き物になったとしたら、発生過程の陥入の内と外がひっくり返るときに他の生き物をまきこんだとしたら、私たちの体内の様々なパーツももとは個々の生き物だったのかもしれない。
もしそうであるとすれば、私たち個々の人間はいったいどんな生き物の一部なのだろうか。
作家略歴

1981年 生まれ
2003年 京都市立芸術大学美術学部構想設計専攻 卒業
2005年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻造形構想 修了

2005年7月 グループ展「日重」 ギャラリーそわか
2005年10月 「JOUABLE KYOTO展」 同志社ローム記念館
2006年11月 「JUABLE PARIS展」パリ国立高等装飾美術学校

4月13日〜25日(月曜休廊)
孫 雅由 展 「色に間合い」(未発表シリーズ)
作品イメージ
色が色として自立する事の意味 色がただ単に色彩として有るのでは無く、 色が本来的な位置、神に近づく道を見いだすならば、 我々も芸術家も来るべき時代の担い手になるであろう。
色が絵画史の文脈の中で、どれほどの神秘的な領域を如何に排して来た事か、 我々は、その深い意義をとらえ直す事が出来るならば、 芸術は、もっともっと新しい地平に向かって 未来永劫の時空へ飛び出す事が出来ると思う。
(1993年2月 西宮、工房イプシロンにて 孫 雅由 制作ノートより)
2001 年、福岡アジア美術館での個展後、2002年52才で亡くなった孫 雅由の 未発表のシリーズを紹介致します。
作家略歴

1949 大阪曾根崎にて在日韓国人二世として生まれる
1966 美術家を志し上京、高山登の教えを受ける
1968 多摩美術大学入学、そして自主退学
1975 ドイツ留学のため一時帰阪するが、アクシデントがあり渡独を断念。その後、父親の仕事を一時手伝う
1976 兵庫県宝塚の山中に小さな小屋をアトリエにして「現前」シリーズを制作する
1978 始めて祖国韓国の土を踏み、景福宮(李氏朝鮮朝の王宮)の石組みを見る
1980 兵庫県西宮に、工房イュプシロンを設立し、アートプロデュースを開姶する
1994 京都東山に住居を移す
1995 阪神大農災により、工房イュプシロン全壊
1996 京都太秦にアトリエを移す
1997−98 スコットランド、エジンバラに人智学研究のため留学
2002年2月病没、享年52才


●パブリック コレクション
イビザ現代美術館(スペイン)
フレデリクシュタット美術館(ノルウエィー)
プティオーマ美術館(ベルギー)
J・ダラビー・ギャラリー(ロスアンジェルス/USA)
大英博物館(ロンドン/英国)
ノルウエ−現代版画美術館(ノルウエー)
エスタンプコレ(ルクセンブルグ)
元 文化財団(ソウル/韓国)
ギザ王立アートセンター(エジプト)
ウクライナ国立美術館
Pdnshwowd Galeria Sztuki(ポーランド)
スロベニヤインターナショナルクラブコレクション(スロベニヤ)
ベルリン市ダッチインターナショナル美術館(オランダ)
大阪府立現代美術センター
光州市立美術館(韓国)
ワルシャワ国立美術館(ポーランド) 福岡アジア美術館
伊丹市美術館
宇都宮美術館
福岡県立美術館
国立国際美術館
京都国立近代美術館
和歌山県立近代美術館
兵庫県美術館
東京都現代美術館
徳島県立近代美術館

4月27日〜5月2日
吉原 和恵 展

 作品イメージ
生と死 陽と陰 共に誰にでも起こりえる現象であります。
  突然、真正面から向き合わされることになりました。
  今まで、考えてもいなかったし、想像すらしなかった事柄に戸惑いながら
  見えなかったもの、見ようとしなかった事柄が見えてきました。
  そうした中、新たな創作に取り組み始めた作品の発表であります。

 自分の素直な気持ち(人の気持ちに感謝、貧しき心を持たざるを得ない人を作る
  社会に対する不満と怒り、明日を信じる心など)を色や形にぶっ付けた作品を
  心地よい空間に構成して、本質が見える展覧会になればと考えています。

作家略歴

2003 個展(Gallery マロニエ,京都)
2004 京展(京都市美術館)
      個展(アートスペース虹,京都)
2005 芦屋市展(吉原賞)
      個展(アートスペース虹, 京都)
2006 個展(番画廊, 大阪)
2007 個展(アートスペース虹,京都)
      架空通信百花繚乱展(兵庫県立美術館)
2008 個展(アートスペース虹,京都)
      架空通信百花繚乱展(兵庫県立美術館)
2009 個展(アートスペース虹, 京都)

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