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9月の展覧会スケジュール
8月10月

9月1日〜6日
井川 優子 展
作品イメージ

今、この足もとから続く大地の先に、広大な世界をダイレクトに感じる こと。
地平線や水平線をこの目で確かめることに喜びを感じるのには、どうやら、この「ダイレクト(直接)」という言葉が重要な気がしています。
宇宙の衛星から送られてくる青く輝く地球の映像は美しいし、手に取れる大きさの世界地図で自分の居場所を確かめるのも悪くない。
けれども、どこか別の世界の話のようにも思えて、地平線や水平線を眺めるときとは少し感覚が違います。イメージは自由にどこへでも行けるのですが、感覚というのはなかなかどうして不器用で、イメージほど自由に動くことはできません。
作品では、なるべく手で触って目で見て確かめることのできる断片を、ここからできるだけ遠くまでつなげていくことによって(あるいは世界を伸ばしたり縮めたりすることによって)、感覚を引き連れたままイ メージの世界へ飛べるような場を作れないかと試みています。

作家略歴

1980 大阪府に生まれる
展覧会歴
2003 「今立現代美術紙展」いまだて芸術館/福井
2005  個展 '06,'08 アートスペース虹/京都
2005 「カレンダー展」'07 アートスペース虹/京都
2007 「P&E」'08 ARTCOURT Gallery/大阪

作家ホームページ
http://www7b.biglobe.ne.jp/~miro/ikawa/

9月8日〜13日
金井 恵輔 展
作品イメージ

なにかを感じたり、思いついたりしたこと、もの、を作品にできればと作っています。
いつも、なにかを作っている人であれれば、と思っています。
土(陶)を使って、ずっと作ってきてるんですが、今回は木も使ってます、表現のツールはもっと増やしたいですね。

作家略歴

2002 京都精華大学陶芸 卒業
国際陶磁器展美濃
2003 朝日陶芸展
2006 個展 ギャラリーマロニエ(京都)
2007 神戸ビエンナーレ 

9月15日〜20日
科野和子 × 武田あずみ 展 「10の言葉と2の話」
作品イメージ
作品イメージ
一人5つずつ言葉のキーワードを出し合い、二人で合せて10個の言葉のキーワードが生まれた。
そのキーワードを素材とし、二人の人間がそれぞれに物語を作る。私たちは日常生活の中で同じ経験をしても、それを受け取る人間によって感じる事は違う。人間の数だけあると言って良いだろう。その違いを認め、確かに自分自身でありたい。今回の二人展では、そのような二人の違いを感じてもらう事ができればと思う。
(科野和子)

誰しも、蔓延した情報の中に棲み、日々選択し続けている。自身の選択を大切にすることが、情報に埋没した自分を救ってくれると信じたい。
私たち二人は、版画の版種の中でも銅版画を選んだ。しかし、画面に現れる二人の表現には大きな違いがある。選択の相違が制作の核となるのだ。二人の作品を同じ空間に展示した時、どのような選択が、どのような世界を生むのか。それを見ていただけたら嬉しい。 (武田あずみ)
作家略歴

科野和子 kazuko shinano
1985年 兵庫県生まれ
2009年 京都造形芸術大学美術工芸学科版画表現 卒業
2009年 同大学大学院芸術研究科芸術表現専攻 在籍

2009年 日本版画協会第77回版画展(東京都美術館) 入選
2009年 第54回CWAJ現代版画展(東京アメリカン・クラブ) 入選

武田あずみ takeda azumi
1986年 静岡県生まれ
2009年 京都造形芸術大学美術工芸学科版画表現 卒業
2009年 同大学大学院芸術研究科芸術表現専攻 在籍

2008 年 THE SIX 08(代官山ヒルサイドテラス)
2009年 日本版画協会第77回版画展(東京都美術館)
入選
2009年 第54回CWAJ現代版画展(東京アメリカ ン・クラブ) 入選

9月22日〜27日
林憲 一郎 展
作品イメージ

観念や信念といったものに突き動かされ翻弄されあるいは救われる。それはそのまま私たちの歴史といってもいいのではないでしょうか。そのようなことを手がかりに「人間」のことを考えたいと思っています。

作家略歴
1973年 大阪生まれ
1997年 京都精華大学 美術学部造形学科洋画科 卒業
2000年 京都精華大学大学院 美術研究科造形専攻洋画 修了
2006年 個展 アートスペース虹 『自動の水域』展
2006年 第27回国際インパクトアートフェスティバル 京都市美術館
2007年 グループ展 ギャラリーマロニエ
2008年 thing matter time2008展 信濃橋画廊
2009年 thing matter time2009展 信濃橋画廊
9月29日〜10月4日
出口 朝子 ドローイング展
作品イメージ

今回の展覧会は「生物学の分野で、あるひとつの生物を客観的に観察、科学的に分析していくと分かってきたもの、と、東アジア的な思想がとても似ている」という事実がることを知り、とても心揺さぶられたことから始まっている。

今回のドローイングは主に0.03ミリのペンで麻紙ボードに線の集合体を描いている。
自分でも言語化しにくいところで描いていているので正直何故こんな絵を描いてるのか説明に困っている。
ただ意思とか思想から最も遠いところにある生物の仕組みが、仏教など人間が生きていく為に思考しつくした哲学と似ているという事実が、自分が絵を描く謎のヒントになるような気がしてならない。
全く意味とか思想とかない(=ある生物の仕組み)ところから出発して最終的にひとつの思考に辿りつけたら面白いかなぁと思って描いてます。

作家略歴
1975年 石川県金沢市生まれ
1997年 京都精華大学美術学部日本画専攻卒業
2001年 兵庫県西脇市サムホール大賞展入選
2004年 個展(アートスペース虹、京都)
2006年 個展(ギャラリー山口、東京)
2007年 グループ展出品(LuxGallerie、東京)
2008年 グループ展出品(LuxGallerie、東京)

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