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10月の展覧会スケジュール
10月7日〜10月12日
山内 裕美 展
作品イメージ
「みる」ということ、そしてそれを認識し、記憶にとどめるという一連の作業はなんて恣意的なのでしょうか。
既に見知っていると思われるものが、全くそうでなかったときの驚きはいつもながら新鮮です。
まずは眼の前に広がる風景を丁寧に、まずはただそのまま見るというところからはじめて、それを手がかりに新しい「景観」を構築することを試みています。
何が写っているのかほとんどわからないほど退色したカラー写真の中に、ぼんやりと何人かの人影が見える。そのうちの一人は、どうやら私のようだ。
作家略歴:

1976 兵庫県生まれ
2001 京都精華大学芸術学部造形学科版画分野卒業
2003 京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻修了
個展
2002 アートスペース 虹 (京都 2005も)
2003 Oギャラリーeyes  (大阪 2006 2007 2008も)

主なグループ展
1999 Tabula rasa 1999 (京都市四条ギャラリー  京都) 2002 主張テン(ギャラリーアーティスロング 京都)
2004 トゥールビヨンVol.2 (Oギャラリーeyes 大阪)
2007 Between the scene and the form 07 (Oギャラリーeyes 大阪)
    International Exchange Project Japanese Young Artists TRIAL in Painting (Incheon Modern Culture Center 韓国)

   After Math program No.2 four quarters of a scene 4分の4の光景 (The Art complex Center of Tokyo 東京)

パブリックコレクション
町田市立国際版画美術館
京都精華大学

10月14日〜19日
渥美 詩子 展
作品イメージ

何かを見ている自分
例えば、ある桜の木を見るとする。
昨日と今日では同じように見えても、本当は違うはずだ。
なのに、昨日の桜も去年の桜さえも同じものだと思うのは、自分がずっと存在しているはずと思いたい気持ちがあるからではないか?
「見る」ということは、そのものと、見るときの人間の感情の相互作用によって常に揺らいでいる。
「見る」ことの揺らぎと不確かさを、線と色面が入り混じった、曖昧な輪郭の世界を再びひとつにまとめることで表現したい。地と図が入れ替わったり、線が浮かび上がったりするゆらゆらと溶けそうな、でもなんとか形をとどめようとする、絵自身が呼吸するような世界を描きたい。

絵のイメージとして植物や樹木があるどこでもありそうな景色をモチーフにしている。
自然物は誰のものでもない、誰の手あかにもまみれてない中性的な存在だ。
そういうものを扱う事で視覚の不確かさや不安感から抜け出せるように、「わたし」の存在意識を固いものにしたい。

作家略歴:

1982年  兵庫県出身
2006年  京都嵯峨芸術大学 版画分野卒業
2007年  成安造形大学 洋画クラス研究生修了

□個展
2006年   アートスペース虹(京都)

□ グループ展
2007年  「カレンダーfor 2008」(アートスペース虹・京都)
      「Re-Act 新・公募展2007」 入選(広島市現代美術館)
      「THE NEW FACES from printmaking」第5集(石田大成社ホール・京都)
2006年  「第2回湖族の郷アートプロジェク」(滋賀県堅田地区)
      「第31回全国大学版画展」(町田市立国際版画美術館・東京)
      「京都嵯峨芸術大学卒業制作展」 同窓会賞(京都市美術館・京都)
2005年  「第3回山本鼎版画大賞展」 入選(上田創造館・長野)
      「ART COM2005けいはんな造形芸術祭」(私のしごと館・京都)

パブリック・コレクション
  京都嵯峨芸術大学・版画研究室


10月21日〜26日
北川 雅光 展

作品イメージ
人の営みの片隅に植生する雑草の茂りの佇まいに普遍的な美しさの光景を見ています。
光景を絵画として描写する行為は光景を知る事だと考えています。
「描く」行為は何も「絵を描く」という事だけに限らないと思うからです。
複雑怪奇な現実から普遍的な光景に眼差しを向ける、単純な作業ではありますが
ものの見方としては現在の自分にとって正確な手段と捉えています。
ここ2年余、絵画制作の手法は以前と比べて変化してきましたが、単純な眼差しの行方は変わりないと考えています。

タイトル:セイタカアワダチソウ
サイズ :45.5cm×38.0cm
材質 :鉛筆、油彩、綿布、パネル
制作年 :2008年

作家略歴:

1975年長野県生まれ
1997年成安造形大学造形美術科卒業

1995年IBMびわこ現代絵画展 グランプリ/滋賀県立近代美術館ギャラリー
第8回吉原治良賞美術コンクール展 優秀賞 / 大阪府立現代美術センター
吉原治良賞の5人展/信濃橋画廊5
1996年今日のドローイング展/信濃橋画廊
個展「Summer Aperto」/ウーファーギャラリー
神戸アートアニュアル /神戸アートビレッジセンター
1997年PANZER KUNST/ギャラリーココ
art work on ZP2/ヴォイスギャラリー
1998年個展/ギャラリーココ
2000年京都美術工芸展/京都文化博物館
第29回現代日本美術展/東京都美術館/京都市美術館
2001年 ジ・アンダーニーズ/ヴォイスギャラリー
2003年 個展/アートスペース虹
2004年 個展/アートスペース虹
2005年 個展/アートスペース虹
      カレンダーfor2006/アートスペース虹
2006年 個展/アートスペース虹
      incubation06ーつかの間のもの、永遠なるものー/京都芸術センター
2007年 京都府美術工芸新鋭選抜展/京都文化博物館
      gallerism2007 関西美的解体新書/大阪府立現代美術センター


10月28日〜11月2日
大黒 貴之 展

作品イメージ
絶望的だと思わざるを得ない現代社会。
儚き世の中でも希望を抱き、止揚を繰り返す歴史。
人は悲観的になりやすい動物です。
だからこそ、私は人の儚さの中にも存在する
強く根ざした「希望」を彫刻するのです。

作家略歴:

1976 滋賀県に生れる
1999 大阪芸術大学芸術学部美術学科 卒業
2001 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科 修了
2001.10003.1 ドイツ(ベルリン)に制作活動のため滞在
199602003 中国、タイ、イギリス、オランダ、チェコへ渡航
現在 滋賀県で制作、在住  

個展
1998 「巻」 : 大阪ドーンセンター (大阪)
2000 「礎」 : Galerie Ou (大阪)
2001 「枯れ木に花を咲かせよう」 : 千早自然と星のミュージアム (大阪)
2003 Intervention:Takayuki Daikoku @Ksb : KioskShop Berlin(ドイツ・ベルリン)
2006 「再誕0そして、実はまた生を宿す」 : ドット・アート・コスモ(大阪)
2008 「パンドラの箱に残ったモノ」 : 信濃橋画廊apron  (大阪)

グループ展
1998 日中交流展 : 大阪芸術大学 (大阪)
1999 Interlink0介在する行為0 : クリスタルタワー  (大阪)
2002 Installation in Serie : Otto-Nagel-Galerie  (ドイツ・ベルリン)
2005 「BEYOND THE BORDER」 : 茶屋町画廊 (大阪)
2007 「個の仕事」 : 信濃橋画廊 (大阪)
シンポジウム
1998 滝畑 Art working 参加(大阪)
2003 International Wood Symposium vol.8 ,in Germany参加 (ドイツ・リーデルホーフ)


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