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7月の展覧会スケジュール
6月8月

6月28日(火)〜7月3日(日)

柴山 水咲 展 展 「君のための浴室」

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ただ佇んでいるだけでも許されるような場所。
湿気と渇きの中で、たゆたう場所。

そういう場所が、君には必要なんじゃないかと思った。

作家略歴

1988年 滋賀県生まれ

2011年 京都造形芸術大学 美術工芸学科 洋画コース 卒業

2013年 京都造形芸術大学大学院 修士課程 芸術表現専攻 修了

2013年4月〜2016年3月 C.A.P. STUDIO Y3 / KOBE STUDIO Y3 アトリエアーティスト

主な展覧会

2012年 個展 「いつか湖になる」 (尾賀商店ギャラリー 滋賀)

2012年 個展 「光る衣」 (アートスペース虹 京都)

2014年 個展 「人の鏡」 (アートスペース虹 京都)

2014年 「KUAD graduaters under 30 selected」 (京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ 京都) 〈大原美術館・柳沢秀行賞〉

2014年 「雲の建物」 (神戸港第4突堤Q2 神戸)

2015年 個展 「永遠について」 (トアロード画廊 神戸)

2015年 「WEEK END」 (KHギャラリー芦屋 芦屋)

2015年 「12の窓」 (C.A.P. STUDIO Y3 神戸)

2016年 個展 「ふりかえる鳥の群れが泳いでいる」 (トアロード画廊 神戸)

7月5日(火)〜7月10日(日)

 川北 英 展 “建築家の視線”/Kawakita Ei POINT of VIEW

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POINT of VIEW

たとえば“祇園”という街に建築を計画する場合、一般的には周辺の建物のデザインに習うというのが通常です。木製格子や瓦屋根といったデザインアイテムで建築を構成すれば合格点をもらえます。しかし、祇園の街をよく観察してみると同じデザインは一つもなく、むしろ隣の建築といかにして違いを演出するかを競い合っています。違いを競い合いながら、“祇園”という街の統一感が失われていないのはなぜでしょうか?

そこには、良質な文化の本質を理解している職人や建築家の視座があるように感じます。

建築家エーロ・サーリネン(Eero Saarinen)の作品はその表現の多様性から、彼にはスタイルがないという批判を受けたことがありますが、その多様性の底に潜む確固とした理念・哲学を理解すると一気に彼を理解することができます。

私にとって、スケッチをすること・絵を描くことは風景や物などの対象物と対峙し見つめあい、それらが持っている本質を理解するための手続きのようなものといえます。無心になって、鉛筆を走らせながらその過程で見えてくるもの。建築の原点はそのあたりにあるのではないでしょうか。

頭の中で考えているだけでは見えてこないものが、絵を描くプロセスの中で見えてくる。この不思議な体験ほど気持ちいい瞬間はありません。だから、絵を描く!!!

2016.04.28

川北 英

作家略歴

1949年 京都生まれ
1972年 京都工芸繊維大学 建築工芸学科卒
1972年(株)竹中工務店入社
1999年〜2003年(株)竹中工務店広島支店設計部長
2003年〜2004年(株)竹中工務店東京本店設計部総括部長
2004年〜2012年(株)竹中工務店プリンシパルアーキテクト
2005年〜2016年(公益財団法人)ギャラリーエークワッド館長(兼務)
2016年〜   (公益財団法人)ギャラリーエークワッド参与

2006年〜2008年 京都工芸繊維大学非常勤講師
2009年〜2013年 大阪大学非常勤講師
2009年〜    京都建築大学校 特任教授(非常勤)
2013年〜    京都美術工芸大学 教授(非常勤)

主な建築作品
1989年 京料理なかむら
1990年 新神戸オリエンタルシティーC3
1995年 武者小路千家起風軒
1996年 祇園畑中
1998年 佐川美術館
2002年 岡山アートガーデン
2005年 聖ステパノ学園講堂
    竹中工務店東京本社
2008年 アステラス製薬筑波研究センター

主な展覧会
2007年 “無の空間”ニューヨーク日本クラブギャラリー
2008年 “建築家の視線”ソウルSPギャラリー
2013年・2015年 パリGalerie SATELLITE1.2(4人展)
他多数



7月12日(火)〜17日(日)

神村 泰代 展/Kamimura Yasuyo「黙祷 silent prayer 」

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2014年からの「祈り」のシリーズです。
2017年のファン・デ・ナゴヤ展まで続くシリーズです。

空中から吊られた無数の鳴らないオルゴール。螺子を巻いても機械は動くが音は出ない。
沈黙を黙祷にたとえて空白の音、時間に耳を傾ける行為。
ただし中に一台だけ音の出るオルゴールが混ざる事を鑑賞者は知らされます。
それは希望を象徴した物です。

無病息災を祈る事から始まった祇園祭の期間に合わせて、ギャラリーの中でも小さな祈りの空間が存在しています。
天災、人災、色々なニュースを目にしない事はない昨今。
あえて祈るという事を切り取り対峙してみたいと思います。

作家略歴

【Solo Exhibition 個展】
2014 「唱名」アートスペース虹 (アートスペース虹/京都)
2011  写真展 バレエスタジオ(MD)
2010  写真展 アトラスシアター(ワシントン)
2006 「Swan」 フォーラム・アート・ショップ/東京国際フォーラム(東京)
2006 「Swan」 書睫 啓祐堂 (東京)
2006 「Swan」(石田大成社ホール)
2005 「時間〜硝子のオルゴールメリー」(アートスペース虹/京都)
2005 「ハーベイ ボールに捧げる小さな葬送曲」
 (オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲/神戸)
2004 「時間」(ギャラリー虹/京都)
2003 「地図」(アートスペースライフ/東京)
2002 「ナルキソスの鏡」を抜けて(瑠璃/東京)
2001 「ナルキソスの鏡」を抜けて(ギャラリー虹/京都)
1995/1996/1997/1998
ギャラリーマロニエ、ギャラリー射手座、ギャラリーそわか(以上、京都)
【Group Exhibition グループ展】
2015 カレンダー展 (アートスペース虹/京都)
2007 puddle / graf media gm presentse x e s q u i s s e (at graf bld. / graf labo )
 
2007 ホール・オブ・ホールズ六甲「オルゴール・アート作品大賞2007」作品展
2006 ホール・オブ・ホールズ六甲「オルゴール・アート作品大賞2006」作品展
2005 ホール・オブ・ホールズ六甲「オルゴール・アート作品大賞2005」作品展
2004 ホール・オブ・ホールズ六甲開館10周年記念特別展
 「オルゴール・アート作品大賞2004」作品展 
2000 JT生命誌研究館 公募展 大阪
1999 「Love展〜概念装置愛についての思惟〜」(セルフソウアートギャラリー/大阪)
その他、写真のグループ展など

【ANOTHER MEDIA その他のメディア、賞】
2005 オルガニート用楽譜作品「オルゴスコープ・スコア」製作、発売
 「Swan Music Box」製作、発売
2005 ホール・オブ・ホールズ六甲
 「オルゴール・アート作品大賞2005」作品展審査員特別賞受賞
2005 芸術批評誌『diatxt.』(京都芸術センター)アーティストページに作品掲載
 『茱萸(グミ)の実を食べた鵯(ヒヨドリ)』出版
2004 ホール・オブ・ホールズ六甲開館10周年記念特別展
 「オルゴール・アート作品大賞2004」作品展審査員特別賞受賞
2004 カルピス社「アミールs」CM出演(その他以前に七十七銀行、NTTコミュニケーションズなど)

7月19日(火)〜24日(日)

林 憲一郎 展

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コメント:
事物の弁別にできる凸凹を、一旦たいらにしてみてはどうか。 

作家略歴

1973年 大阪生まれ
1997年 京都精華大学 美術学部造形学科洋画科 卒業
2000年 京都精華大学大学院 美術研究科造形専攻洋画 修了

2006年  個展 『自動の水域』  アートスペース虹
ヨシダミノル賞 大賞
2007年 グループ展 IACK2007   ギャラリーマロニエ
2008年 グループ展 thing matter time2008展   信濃橋画廊
2009年 グループ展 thing matter time2009展   信濃橋画廊
2009年 個展 『Specimen』  アートスペース虹
2011年 個展 『ボクノクニ ミンナノクニ』  アートスペース虹
2011年 グループ展 Calendar for 2012展  アートスペース虹
2013年 グループ展 Calendar for 2014展  アートスペース虹
2015年 グループ展 Calendar for 2016展  アートスペース虹

7月26日(火)〜31日(日)

二瓶 晃 展 “ABRAXAS”


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《Acte gratuit》2012 アートスペース虹

われわれの見る事物は、われわれの内部にあるものと同一物だ。
われわれが内部に持っているもの以外に現実はない。
(『デミアン』ヘルマン・ヘッセ)

すべての事象には、最初から矛盾や葛藤の原型がひそんでいる。それは、われわれの内にある世界と何ら変りはない。戸惑いつつもその分岐点の上に立つことが、何かを思考するということの根本になるのだろう。
現前の価値観に懐疑をなげかけ、根底から揺さぶり、新たな秩序を模索する。 明るい闇と暗い光。相反する二つの世界を統合するアブラクサスのように。

作家略歴

1972年千葉県生まれ。大阪芸術大学建築学科卒業、京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程メディア・アート研究領域満期退学。博士(美術)。
大学在学中より舞台美術家として活動。その後、大学で視覚デザインや現代美術を研究・教育しつつ、個展やグループ展等で作品発表も行っている。
作品はほとんどの場合、映像、音響、照明などを用いたインスタレーションであるが、構成された空間は舞台美術との類似性も見られ、インタラクティヴ性を伴うことで鑑賞者は時として役者(または観客)としての振る舞いを要求される作品になっている。

主な個展
1997年    個展(ギャラリーDen/大阪)
2005年    個展(アートスペース虹/京都)
2006年    個展(アートスペース虹/京都)
2007年    個展(アートスペース虹/京都)
2010年    個展(アートスペース虹/京都)
2012年    個展(アートスペース虹/京都)

主なグループ展
2000年    MEDIA & ANALOGY(嵯峨美術短期大学/京都)
2001年    TIMELAG/RAGTIME(八戸市美術館/八戸)
2003年    JOUABLE –Kyoto(同志社ローム記念館/京田辺)
2004年    JOUABLE –Paris(フランス国立高等装飾美術学校展示ホール/パリ・フランス)
2008年    深?国際水墨画ビエンナーレ(深?画院/深?・中国)〈共同制作〉
2010年    生存のエシックス(京都国立近代美術館/京都)〈共同制作〉
2011年    京都・映像・メディアアート(京都芸術センター/京都)
2013年    Sweet Revenge(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/京都)
2014年    na ra ―水と地のあいだ(ギャルリ・サンク/奈良)〈共同制作〉
2015年    Imaginary Action(京都嵯峨芸術大学/京都)
2015年    Still Moving(元・崇仁小学校/京都)〈共同制作〉
2016年    DAS SCHLOSS(ギャラリー16/京都)

その他
1992年から2007年まで、大阪、神戸、福岡の小劇場で舞台美術を手がける。

8月1日〜22日 夏期休廊 させて頂きます、

よろしくお願い申し上げます。
お電話、メールでの対応はさせて頂きます。

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