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1月の展覧会スケジュール
2013年12月2月
1月7日(火)〜19日(日)(月曜休廊)

堀尾 貞治 展 あたりまえのこと(時間・2013年の色塗り)

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色とは、みえない空気を見せるための道具として、ここ何年も色ぬりの仕事をしてきた。
毎日一色身辺のオブジェに色ぬりをしている。これらの作品については、一応自分の食事をするような感覚でやってきたが、今昔のように思い入れのなくなった現在自分にとってどんなに映るのか見てみたいとおもった。
作品とは、場所や位置が変化すると、又別の自分を見つける様な事があって
、そういう楽しみもある。そう空いた思いから一度自分のやっていることを今までの時間の流れの中でにらみかえしてみたいと思っている。
12.sep 2013 朝   堀尾貞治

作家略歴

1939年 神戸市に生まれる。

1955年 三菱重工神戸造船所に就職。1998年の定年退職までサラリーマン生活を続けながら旺盛な作家活動を展開。

1965年 第15回具体美術展(具体ピナコテカ、大阪)に初出品

1966年 具体美術協会の会員となり、1972年3月末の解散まで在籍。

1975年 神戸の居酒屋「ぼんくら」で作家仲間と月例の作品発表を始め実験の場とする(「ぼんくら」は2008年5月に閉店となったが、月例会は場所を変え今も継続されている)。

1985年 この頃から「あたりまえのこと」を一貫したコンセプトに作品制作を始める。

1998年 フランス南西部トゥルーズ及びフィジャックで松谷武判と二人展。

2002年 「堀尾貞治展——あたりまえのこと」/芦屋市立美術博物館(7月20日〜9月1日):38日の会期中、連日パフォーマンス。
「未来予想図〜私の人生☆劇場〜」/兵庫県立美術館(11月19日〜翌年1月13日):招待作家10名のひとりとして、美術館屋外スペース各所に大量の廃材・がらくたによるインスタレーションを設置。週末にパフォーマンス。

2003年 4月より翌年3月まで1年間「空気美術館in兵庫運河」を開催。自宅近くの兵庫運河の水面を利用し、現場芸術集団「空気」のメンバーとともにインスタレーション、パフォーマンスなどを継続的に展開。
木版画展「妙好人伝」 堀尾貞治(絵師)x周治央城(彫師)/芦屋市立美術博物館(9月6日〜11月24日)。

2004年 フランス北部リールのアート系NPO《artconnexion》に招聘され、現場芸術集団「空気」の有志7名と渡仏(11月20日〜12月5日)。リール市アートセンター「メゾンフォリー・ワゼム」など計5ヶ所でパフォーマンス。

2005年 第2回横浜トリエンナーレ(9月28日〜12月18日)に現場芸術集団「空気」と共に参加。82日間の会期中、会場となった山下ふ頭4号上屋内の「壁」(幅約35m、最大高さ約10m)に毎日違った色を塗り重ねる作業、メンバーが持ち寄った数百点のサムホール作品の展示即売(1000円均一)、毎日14時からの日替わりパフォーマンスとそれに続く「百均絵画」を連日展開。

2007年 3月10日、Resounding Spirit: Japanese Contemporary Art of the 1960s(Carleton University Art Gallery, Ottawa, Canada)関連企画のライブアート・フェスティバルに招かれ、篠原有司男、松谷武判とともにパフォーマンスを行なう。

2009年 富山県立美術館「みんなのアートミュージアム2009」展の関連企画として2日間のワークショップ(1月11、12日)。
ベネチアのフォルチュニイ美術館で開催の「In-Finitum」展(6月6日〜11月15日)に招へいされ、「空気」メンバー3名が同行。6月3日からの内覧会、6月6日のオープニングで現地制作、パフォーマンス。
「水都大阪2009」(中之島公園、大阪)に「空気」とともに参加、会期中パフォーマンスを多数実施(8月22日〜10月12日)。

2010年 旧神戸生糸検査所で《堀尾貞治+現場芸術集団「空気」 あたりまえのこと(同時空間 四角連動)》を開催(9月〜10月)。

2011年 2月、ドイツ・フランクフルトのアートフェスティバル《Frankfurter Positionen 2011》に招へいされ、「空気」メンバー6名が同行。フランクフルトLABを会場にパフォーマンス「Atarimae-no-koto (A matter of course)」を5日間に渡って行う(2月2日〜6日)。
ベルギー・アントワープのAxel Vervoordt Galleryで「Sadaharu Horio / Atarimae-no-koto」展(10月27日〜12月3日)。2005年以来、堀尾作品を蒐集してきたベルギー人コレクター、アクセル・ヴェルヴォールトが主宰するギャラリーでの堀尾にとっては海外初の個展。「空気」メンバー4名が同行し、空っぽのギャラリー内で一から制作を始め、オープニングから3日間に渡ってパフォーマンスを実施。この機会に、ヴェルヴォールト財団による堀尾の作品集「Sadaharu Horio」(英語版、288頁、図版多数)が出版される。

2012年 ストックホルム近代美術館「EXPLOSION ! - Painting as Action」展(6月2日〜9月9日)に出品(8月25日、26日に現地でパフォーマンスの予定)。
2013年 グッゲンハイム美術館 「具体」−素晴らしい遊び場」

1月21日(火)〜26日(日)
田中奈津子展「わたし 壷 世界」

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白/黒、左/右、正/誤、男/女、戦争/平和、こちら/あちら、日本人/外国人、有色/無色、ある/ない、はい/いいえ、、、
わたしたちは言葉を用い、頭脳を働かせ、対立事項のあいだで生きていますが、わたしはこの、二つのもののあいだにある、「/」という記号が苦手です。
なにか物事をバッサリと刀で切り落とした跡のように見えるからです。あるいはそびえ立つ鉄壁のようにも。
二つのもののあいだにあるものが、左右対称で、なにか保存しておいたりすることができ、装飾の施された、壷のような造形だったらいいのにな、と思って、昔、小さな詩を書きました。
今回はその、壷を描いてみようと思います。

作家略歴

1981年 福岡県北九州市生まれ
2005年 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
2007年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
個展
2002年「WORLD」/岡田屋本店ギャラリー
2004年「The golden time in Cambodia」/GALLERY ANTENNA
2005年「水辺の人」/GALLERY ANTENNA
2006年「孤島群」/複眼ギャラリー
    ギャラリーDen 58
2007年 京都市立芸術大学作品展第三会場学内展
2009年「私湯」/MEM 2011年「デコレーション」/アートスペース虹
2011年「デコレーション」/アートスペース虹
2012年「豊かな絵」/アートスペース虹
2013年「Fantasy for Adults」/アートスペース虹

グループ展
2003年 現代美術インディペンデントCASO展
2004年 グループ展「ひと展」/京都市立芸術大学大ギャラリー
   「日本カメラ祭 in 八木町」旧新聞配達所
2005年 山本恵と2人展「花と人」/ボーダレスアートギャラリーNO-MA
   ドローイング5人展「ANOTHER STORY」/GALLERY ANTENNA
2006年 GENSE ART EXHIBITION/建仁寺禅居庵
2007年 グループ展「作品中」/ギャラリー16
   「in my room」/FUKUGAN GALLERY
   「58号室展」/ギャラリーDen 58
    ART AWARD TOKYO
2008年 「ペインティングの恋人」/海岸通ギャラリーCASO、MEM
2010年 京都オープンスタジオ
2013年「悦ばしき知覚」/ギャラリー16



1月28日(火)〜2月2日(日)

池本 晃子 展

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私は人の顔を描いています。
人物の顔は私にとって最も生きていることを認識させてくれるモチーフであり、
それを平面に表現していく過程に何かしらのかたちでイマジネーションを加えていくことで、
そこに新しい現実性をおびたもの、実際には存在しない写実性のようなものを表現できたらと考えています。
作品を視る側へ、モチーフの持つ空気感や温度や質感、生命力などを想像と現実の調和と
共に伝えられるような表現を日々模索しています。
作家略歴

1984 北海道生まれ
2006 成安造形大学洋画クラス卒業
2007 成安造形大学洋画クラス研究生修了

2004 京展・京都市美術館
2005 アートサイト京都2005 成安造形大学選抜展・京都文化博物館
   洋画クラス4回生選抜展・成安造形大学ギャラリーアートサイト
2006 池本晃子油彩画展・北海道
2009 第4回 湖族の郷アートプロジェクト・滋賀
2010 第5回 湖族の郷アートプロジェクト・滋賀
2012 京展・京都市美術館

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