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11月の展覧会スケジュール
10月12月
11月29日(火)〜11月10日(日)月曜休廊
トーマス・シュルツ展 音響的彫刻 (1)「白亜の音」(2)LISTEN TO THE VIEWS

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鋼線/ガラスの音響的彫刻
川崎重工および三菱重工の削岩機が、1989年から1992年までの間、英仏海峡の海底の白亜層(チョーク)を掘り進め、フランスとイギリスを結ぶレール・トンネルとサーヴィス・トンネルを貫通させた。
 
砕かれて流体となった白亜岩が流れる音と、英仏海峡トンネルのパイプラインを貫く圧縮減少の打撃音とが、アートスペース虹での音響彫刻の素材として基調音をなしている。
エトナ山の蝉の鳴き声が端緒を奏で、言語と響きとが音響的なインパルスへと転換する中で、それらはネットキーボードのスピーカーを通して音の集団となる。そこからは砕かれて流体となった白亜岩が流れる音が立ち昇る。
エトナ山の火山灰を踏みしめる足音に混じる蝉の鳴き声は「ニュークリア・シューズ(核の靴)」(ベルリン、1989年)へとつながっていく。
 
注(1) 音響彫刻ではありません。また彫刻というのは空間芸術としての作品という意味です。
(2) ここでいう白亜は白色ではなく白墨の原料である石灰岩の一種を意味しています。
 
ゴム/鋼線/ガラス/白亜(又はチョーク)シュトゥットガルト・クンスト・フェアアイン(シュトゥットガルト芸術協会)、1984年

●11月2日ヴィラ鴨川におけるシンポジウム
レクチャー I & II = インターコネクション ― 彫刻的戦術

作家略歴

1950年 ベルリンに生れる
1977-83年      ベルリン芸術大学彫刻科専攻
1979年以降、鋼線とガラスによる音響彫刻の制作に従事する
1989年 音響と写真によるリサーチプロジェクト「ヨーロッパ彫刻」を英仏海峡トンネルで始める
1993-2006年 ブリュッセルとストラスブールの欧州会議場内、またはその周辺でのリサーチプロジェクトに従事する
2002年 「ハーフェル地方の漁師」の調査を始める
2007 ハーフェル地方の風景をテーマとしたプロジェクトを始める
 
 
グラント
1985年 PS1、ニューヨーク市
1986年 ベタニエン・アーティストハウス、ベルリン
1989年 ベルリン市文化省アート奨励グラント
1995年 クンスト・フォンズ アート奨励グラント
1995年 クンスト・フォンズ プロジェクト助成グラント
1999年 ベルリン市文化省アート奨励グラント
2000年 ヴィラ・セルペンターラ レジデンス
2000年 クンスト・フォンズ 「音響パーラメント」のためのプロジェクト助成グラント
 
1980年代初期から、ドローイング、写真、インスタレーション、パフォーマンスの分野において
国内、および国際的に個展、および企画展、、およびシンポジウムに多数の発表、および参加を続けてきている
1981 “Faced Mirror” – “Im Westen nichts Neues” [“All quiet on the western front”; but literally: “No news in the West”] ルツェルン美術館/ルードウィヒ・コレクション
1982 “First Secret Service Permanent Congress Music” パリ・アートビエンナーレ、現代美術館、パリ
1983 “IM THEATER” ビューロー・ベルリン,  ベルリン
1984 “TRANSATLANTIC TABLEMUSIC” 現代美術館、モントリオール
1985 “CULTUR SHOC BOXES” Clock Tower / PS1 ニューヨーク
1986 “1 hoch Null/Tage zur Ansicht [one to the zeroeth power/days on view] ベタニエン・アートハウス、ベルリン
1987 “The house speaks” Documenta 8, Audiothek カッセル
“SEHSTRECKEN” [Seeing ways], Gallery RUIMTE MORGUEN アントワープ
“RED SQUARE/GREEN FIELDS”, Moltkerei ケルン
1988 “QUIEMS” メルヴェ出版、ベルリン
1989 “CORRESPONDENCES” ベルリーニッシェ・ガレリー、ベルリン
1991 “CORRESPONDENCES” 現代美術館、サン・エティエンヌ
1992 “NOT HERE BUT UNDER THE SEA” NBK ベルリン
1996 “Von Laut bis lautlos” [from sound to soundless] ブランデンブルク・アートコレクション館、コットブス
1997 “Gegenstimmen? Enthaltungen? Ist so beschlossen!” [Nay votes? Abstentions? The motion passes!] 現代美術館ハンブルガー・バーンホフ、ベルリン
1998 "MEGAPHONIE z", ASCII ベルリン
1999 “Contract tendencies” 放送会館、ベルリン
2000 “We come to the votes now” ドナウエッシンゲン現代音楽祭
2001 "European Drawings", Microphony no. VI in the Symposium “Art as a Science, Science as Art” 西洋絵画館、ベルリン
2003 “Schichtweise” [layer by layer] Microphony no. VII, New Masters Gallery ドレスデン
2004 “Sculpture Europe/Top view of future parliament grounds” バルティック海サウンドアートフェスティヴァル、ロストック
"NEWROPEAN", CDR projection ドナウエッシンゲン現代音楽祭
2008 “Expulsion from space”, DVD 出版. HYBRID Verlag ベルリン
“Forged Relative IV” – Baltic Sea Biennial of Sound Art, Heringsdorf Art Pavilion ウーゼドム音楽祭
2009 “The organised promise in the voices of the sole” ブレンナウ・アートホール、 ブランデンブルク
2010 “rau/m/b Die Zentrale wird modernisiert“ Art Gallery ミュンヘン

11月12日(火)〜24日(日)(月曜休廊)
森本 紀久子 展「緋の柩」

Kikuko Morimoto solo Exhibition “Crimson Coffin”
12~24 November 2013 (Monday closes)
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作家略歴

1963 第2回北陸中部日本展(大賞受賞)
1964 第6回現代日本美術展(コンクール賞受賞)
   第8回シェル美術賞展(3等賞)
   第1回長岡現代美術館賞展招待
1965 ‘65現代美術の動向展(国立近代美術館京都分館)
1980,1983 ジャパンエンバ美術賞展(優秀賞)
1996 日本の美術・よみがえる1964(東京都現代美術館)
2002 長岡現代美術館賞回顧展(新潟県立近代美術館)
2005 前衛の女性(1950~1975)(栃木県立美術館)
2008 画家達の青春(新潟県立近代美術館)
2011 テント美術館とはなにか(西宮大谷記念美術館)
その他 Ge展1975~,グループ展と個展多数

1963 Hokuriku Chunichi Art Exhibition. (The 1st Prize)
1964 The 6th contemporary Art Exhibition of Japan. (The Competition Prize)
   The 8th Shell Art Concours. (The 3rd Prize)
   The First Exhibition for the First Prize of Nagaoka Museum of contemporary Art. (Nagoya)
1965 The T rends in Contemporary Art at National Museum of Muderm Art. (Kyoto)
1980,1983 Japan ENBA Art Exhibition: The superior Prize.
1996 1994 :A Turning Point in Japanese Art. Museum of contemporary Art. (Tokyo)
2002 The First Prize of Nagaoka Museum of Contemporary Art The Niigata Prefectural Museum of Moderm Art. (Niigata)
2005 Japanese Women Artist in Avant-garde Movements, 1950〜1975 Tochigi Prefectural of Fine Arts.(Tochigi)
2008 Young Days of Japanese Modern Painter The Niigata Pnefectunal Museum of Modern Art. (Niigata)
2011 What is Tent Exhibition? (Communication of imagination) Otani Memorial Art Museum. Nishinomiya city. (Hyogo)
The other Participation in “Ge” Group Exhibition, and the other group Exhibition, and many Exhibition.

11月26日(火)〜12月1日(日)

松本 知佳 展

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少しだけ時間の流れがゆっくりで
遮るもののない大きい空が、公園にはある。
ベンチに座って目の前の景色と、
もっともっと遠くまでのことを眺める。
そして、家に帰る。

生活をしていて何気なく目にする風景から
私の制作は始まっているように思います。
たくさんの方に足を運んでいただきたい、
見ていただきたいと、願っております。
よろしくお願いいたします。

作家略歴

1984 大阪府生まれ。
2008 京都造形芸術大学 美術・工芸学科 洋画コース 卒業
2010 京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 洋画領域 修了
2012 /2 個展  松本知佳 個展     京都 アートスペース虹
2009 /11 個展  松本知佳 個展     京都 アートスペース虹
2008 グループ展 japan art next 2008   大阪 海岸通りギャラリーCASO
2007 グループ展 curtain/カーテン    京都 アートスペース虹

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