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9月の展覧会スケジュール
8月10月

8月30日(火)〜9月4日(日)
『ネオ・キネティックス』


作品イメージ
展覧会概要
京都造形芸術大学・総合造形ゼミ4回生11名が、現代美術家である矢津吉隆を講師に招き行った授業『ネオ・キネティック』。本展では、授業で制作された作品の中から、椿昇、名和晃平、矢津吉隆により選抜された作品が公開されま す。

様々な表現手法で制作する若いアーティストが「動き」を共通項に制作した「動く作品」には機械、時間、動植物、自然現象、心理などの多種多様な方法で「動き」へのアプローチが為されています。 展覧会名『ネオ・キネティック ス』の通り「新しい・動き」の作品たちをお楽しみください。

新たな事に挑戦するのは未知の世界に踏み出す事でありました。しかしそこから開かれる未来があると思います。今、私たちが直面しているエネルギーの 問題に直結する「動き=キネティック」とは何かを体感していただくとともに、 これからの人間の可能性を考えるきっかけにしていただければ幸いです。

● 9月2日(金)17:00アーティストトーク
18:00レセプション〜流しそうめん
レセプションメニュー
・流しそうめん
・夏野菜で一品


9月6日(火)〜9月11日(日)
金田 恵輔 展


作品イメージ
何年か前から空が好きになり、時々思います、
雨が降ってほしい、それから、晴れてほしい




作家略歴

2002 京都精華大学陶芸 卒業
2006 個展 GALLERY MARONIE
2009 個展 ART SPACE NIJI
2010 信楽ACT2010


9月13日(火)〜9月18日(日)
山田 心平 展


作品イメージ
2xxx年、突如地球上に現れた謎の兵器(Extraterrestrial Incursion Machine後に略してE.I.Mと呼ばれるようになる)による地球上への侵略が始まった。
危機的状況を打開すべく世界は迎撃機動都市の実戦投入「CODE A-vine」を発動した。
ここにアーバインとE.I.Mとの熾烈な戦いが始まるのであった・・・。
今回は「南加佐洞(ナムガジャドン)の激戦」を中心に展示を行います。




作家略歴

1980年東京生まれ
2002.2 第8回 鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞展
12 第27回 全国大学版画展
2003.2 日韓交流展(三鷹市芸術文化センター・ギャリー由芽)
第9回 鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞展
3 第3回 飛騨高山現代木版画ビエンナーレ
2004.5 絵展(ギャラリー無寸草)
11 個展(Pinpoint Gallery)
2006.1 オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展vol.5(オーパ・ギャラリー)
5 旅の原点(オーパ・ギャラリー)
8 日韓現代美術交流展「純情の衝突」(ソウル仁寺洞/耕仁美術館第3展示室)
2007.1 オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展vol.6(オーパ・ギャラリー)
3 個展(ビリケンギャラリー)
6 個展 「近傍ニコニコ」展(ギャラリーアンフェール/恵文社一乗寺店)
9 日韓現代美術交流展「純情の衝突」(Bank art studio NYK)
2008.1 オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展vol.7(オーパ・ギャラリー)
8 日韓現代美術交流展「純情の衝突」(ソウル仁寺洞/Moran gallery)
2009.1 オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展vol.8(オーパ・ギャラリー)
10 個展 あれコレ2009(ビリケンギャラリー)
2010.1 平展(元立誠小学校)
2011.1 オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展vol.10(オーパ・ギャラリー)
5 東日本大震災被災地支援・チャリティー展(ギャラリーまぁる)


9月20日(火)〜10月2日(日)(月曜休廊)
永沼 理善 展


作品イメージ
産業機械や動物、自然現象など様々な「動き」が氾濫する中で、造形作品にあらわれる動き(=仕草)を通して、純粋に動作がもたらす感情を鑑賞者が感じとることをめざしています。造形作品における動作は、生産的な必要に迫られたわけではなく、その点においては無意味な動作といえます。しかし、それ故に鑑賞者は動きを仕草として受けとり自由に思いを巡らせることが出来るのです。

独立して運動を行う物体はどことなく生物的です。

そして、その無意味で自由な仕草は、自分(あるいは鑑賞者)の意志と関係なく独立・完結しているほど個性的です。また、なんだか解らないけどうまく行くようになっているのだろうという様なBLACK BOXではなく、その構造や機構を、順を追って確認できる程度に単純明快なものほど興味深いのです。

BLACK BOX 化を避けた作品は、機械的な要素を露呈しますが、それは現代の機械・電子文明批判ではなく、また、とりわけ賛美するものでもありません。仕草を生み出す過程も一つの造形要素として積極的に扱うことで、素朴なからくりへの憧憬を抱ければと思うのです。

この知的好奇心と憧憬、仕草に応える感情を、考えること・感じることのきっかけとして、提起する作品の制作を展開しています。

「自重力シリーズ」では作品の自重(=重力)を利用したローテクによって、その位置エネルギーを視覚的に認識できる仕草として表出する作品の制作を試みています。心地よい時の流れとともに、見えない力を、造形作品を通して認識することの興味深さや、なぜ動いているのかという疑問に始まってその原理に至る過程を通して、考えることの面白さ、感じることの楽しさが伝わればと思います。


自重力Little: " Mii " /2011年 33×22×87(h)cm/真鍮・アルミ合金・ステンレス・他




作家略歴

1967 神戸市生まれ
1993.3 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
1996.3 京都市芸術新人賞 受賞
1998.10 キリンコンテンポラリーアワード98奨励賞 受賞
現在 和歌山大学教育学部 教員

個展
1993.9 INAXギャラリー(東京)
2004.7-8 トキアートスペース(東京)
2007.8-9 メタル・アート・ミュージアム 光の谷(千葉)
2008.8-9 アートスペース虹(京都)

選抜展・グループ展 等
1995.7-9 「アートは楽しい6 機械帝国」/ハラ ミュージアム アーク(群馬)
2000.6-7 2000 新鋭美術選抜展(以後2002年、2005年)/京都市美術館(京都)
2002.6-7 2002 新鋭美術選抜展 /京都市美術館(京都)
2003.7-9 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003 /新潟県越後妻有6市町村
2006.5 彫刻の力 /海岸通ギャラリー CASO(大阪)
2010.9-11 BIWAKOビエンナーレ2010他




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