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6月の展覧会スケジュール
5月7月

6月14日(火)〜19日(日)
ノアの箱舟「私の場合」


作品イメージ
ノアの箱舟(私の場合)展ごあいさつ

人類史上、類を見ない地震災害と言われる東日本震災が起きてしまいました。この展覧会を発案した昨年9月にはこのような悲劇が起きると知るよしもありませんでした。当時、不慮の死に考え及ばず、唯、人が死にたくなるほど辛い時、思いとどまらせるものは何か?他人はどうなんだろうか?という関心からの発案でした。
今、不慮の死という死がありうるのだと気づき、改めて生きている意味を問い直しています。
それでは、参加者の紹介をします。

飯田 誠   東京芸大卒、親愛大教授。今回初の立体挑戦。
梅谷 正恵  本人作キャッチコピー、素なる魂と古生代の脳で生きる。
木村 正樹  同じく。悪しき肉。とはうらはらにとってもいい人です。
櫻井 わこ  ノアの箱舟展呼びかけ人。同じく、あたし、やらしてもらいます。
田中 恒子  好奇心爆弾。日本有数の現代美術コレクター。美術界で知らない人はない。
高橋 宏江  不死鳥は存在する。
椿崎 和生  男は黙って作品を作る。
かい     ナチュラリストになれないかいこかい。
ベリー マキコ  ニューエイジデカダン。
堀尾 貞治  世界の堀尾。この後、ドイツで展覧会。
舛田 洋子  構造計算の建築家。美術展覧会は初参加。

と、多彩で多才なメンバーを揃えました。乞うご期待。

呼びかけ人 櫻井わこ


作家略歴

 


6月21日(火)〜26日(日)
鈴木 理恵 展


作品イメージ
非結晶の石膏を幾重にも塗り重ねて、磨くことで現れてくる表面にとても興味を持ちました。


作家略歴

1985年 福島県生まれ
2010年  京都教育大学大学院美術教育専修修了

2007年 グループ展 ギャラリーBe京都/京都
2007年 グループ展 大学コンソーシアム京都芸術系大学合同作品展 立誠小学校/京都
2008年 グループ展 「ボール展」 海岸通りギャラリーCASO/大阪
2009年 グループ展 「Zeige Deine Wunde」Anatomieinstitute/ドイツ
2010年 グループ展 「しごと展」 京都教育大学ギャラリーあなぐら/京都
2011年 グループ展 「更なる余白」 京都教育大学ギャラリーあなぐら/京都


6月28日(火)〜7月10日(日) (月曜休廊)
ひらい ゆう 展 「マダムアクション」


作品イメージ
マダムアクション」
“境界”に身をおくと、あたりまえな物事が、思いもよらず、不思議な姿を見せはじめます。ときには、不気味、ときには、グロテスク、ときには、悲しくもあり、滑稽。“境界”で摘んだ美は、魅惑的な、あだ花でした。

「マダムアクション」では、筋肉が隆々とした男の人形、男児向け玩具 “アクションマン” を女装させ、生きてみえるように写真で表現しました。
単に男女の中間的な美しさではなく、男女の美的要素を複雑に兼ね備えた不思議な存在。こういう微妙なズレに魅せられ、性別越境という現象にともなう特有な、妖艶かつ非現実な美を追求しました。「マダムアクション」の続編として、これらの女装させた人形を数体組み合わせ、ある場面を想定して撮った写真のシリーズ「群衆(仮題)」を撮り始めました。
人形一体一体の顔の表情をつかむ事に集中した「マダムアクション」は、静的な作品となりましたが、この「群衆」では、人形を数体組み合わせる事によって出来る人間(人形?)関係を想定させる様々な物語の場面を動的に表現したいです。


作家略歴

主なアーチスト・イン・レジデンスおよび奨学金
シラキュース/アメリカ(1999)ライトワーク
ダブリン/アイルランド(2000)アイルランド国立現代美術館
メキシコシティ/メキシコ(2000)国立芸術センター(奨学金はユネスコ・アシュベルグとフォンカより)
パリ(2002‐2003)シテ・インターナショナル・デザアール

主な個展(1996年以降)
1996  秘密の花園 ガレリア キマイラ 東京
     第5回海外新進日本人作家紹介展 資生堂ギャラリー 東京(協力 カルティエ現代美術財団)
1997  ベルリンブルース ギャラリー A フォン シュルツ ベルリン
1999  逃亡絵日記 ギャラリー ラ フィニーチェ 大阪
2001  ベイスメント・フラット ギャラリー アートスペース虹 京都
2004  キッチンサーカス ギャラリー R&L ボーブルグ パリ
2005  キッチンサーカス ギャラリー ル・サロンダール ブリュッセル


主なグループ展(1996年以降)
1996  絵画の方向 大阪現代美術センター 大阪
1997  思い出のあした 京都市立美術館 京都
1999  〈ピンクは男の子、青は女の子のため〉 クンストアムト クロイツベルグ
/ベタニアン ベルリン
2000  ザ クロウフォード オープン クロウフォード市立ギャラリー コーク/アイルランド
2001  次の世代/アジアの現代美術 パッサージュ・ドゥ・レッツ パリ
2003  若いクリエイション ラ・グランド・ホール・ド・ラ・ヴィレット パリ
2004  東のかなた vol. アヘンシア04 ボローニュ
2006  小さなものと巨大なもの グレイフリアズ市立ギャラリー ウォーターフォード/アイルランド
2007  芸術をゆすぶるアート ボローニャ/イタリア


コレクション
資生堂ギャラリー、ライトワーク(アメリカ)、フランス国立図書館、ボルヌ現代美術館(ベルギー)



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