絵具を散らし、垂らし、滲ませる。
偶発的に具現化した模様。
模様を見た時に思い浮かんだイメージ、夢で見た風景のようなものを何層も描き込み不思議な世界を描く。世界は冷たく無機質に静止している。しかしどこか有機的で流動的なものを感じる。

1986年 北海道出身
2008年 成安造形大学 造形学部 造形学科 洋画クラス 卒業
現在 成安造形大学 造形学部 洋画クラス 岡田研究室 研究生

個展
2007年 「執着」(成安造形大学内コンテナギャラリー・滋賀)

グループ展
2006年 第2回湖族の郷アートプロジェクト(滋賀県堅田市内 堅田教会)
2007年 洋画クラス進級制作展(滋賀県立近代美術館・滋賀)
2007年 洋画クラス選抜展「ART AND CRITIQUE」(成安造形大学内ギャラリーアートサイト・滋賀)
2008年 成安造形大学卒業制作展「成安発」(京都市美術館・京都)
2008年 洋画クラス選抜展「prospect 2008」(成安造形大学内ギャラリーアートサイト・滋賀)
2008年 京展 入選(京都市美術館・京都)

私は、大学入学時から7年間ほど、ずっと自分をモチーフに絵画を制作しています。
いわゆる自画像ですが、最近は私の個人的感情や内面を曝け出すための手段としての自画像ではなく、自分自身や、その周囲の表層に表れる様々な痕跡を見つめて記録していくことで、私個人の顔の描かれた絵という小さな枠を超えた新しい自画像の形を目指しています。