感覚を呼び起こす、自身もまた他者であり、変化にさらされ同一ではありえない。世界の持つ自然な表情が素晴らしい静止を感じさせてくれたとしても、それまでのように 形を成した流れの中に、また消えていく。その事は僕自身が名づけ・認識するというよりも、存在を主張してくるものであり繋がりが生じる中で起きた、関係性という反応自体が作品として姿を現しているように感じています。
藤好紘沖