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4月の展覧会スケジュール

4月3日〜15日(月曜休廊)入場無料
『ケージからの贈り物---ノイズレスに呼応して』


アートスペース虹にて行われる「ケージからの贈り物---ノイズレスに呼応して」の催しは、京都国立近代美術館で行われる「ノイズレス:鈴木昭男+ロルフ・ユリウス二人展」に呼応して行われます。ノイズレスをノイズの無い澄んだ世界だと考えれば、私たちの生活(複数のa lifeの集まり)はノイズフルな世界だとみることができます。アメリカの20世紀音楽を代表し、偶然性の作曲によって著名な実験的作曲家のジョン・ケージ(1912-1992)は、従来の楽音(サウンド)だけでなく生活にある雑音(ノイズ)をも含めて彼独自の音楽を作曲することによって、サウンドとノイズという音の境界を無くし、音の世界を広げました。本催しは、このケージの生活からの音楽をテーマに、ノイズフルな世界を表現すると同時に、ノイズフルな世界からのまなざしとしてのノイズレスな作品を併置します。

ノイズフルな作品として、ジョン・ケージの作品の中から選ばれた作品の楽譜(図形楽譜)や音作品が展示されると同時に、ノイズレスへのまなざしを持つ作品として、浅野弥衛、伊庭靖子、河口龍夫、児玉靖枝、新宮晋、孫 雅由 、二瓶晃、堀尾貞治、山口牧生、などの作品を展示する。

イメージ

催し名:ケージからの贈り物---ノイズレスに呼応して
主催:アートスペース虹
企画:立命館大学仲間ゼミ学生有志+藤島寛(京都国際現代音楽フォーラム企画委員)


4月17日〜22日
藤好 紘沖 展(平面)
作品イメージ
日常の生活を繰り返していく中に存在する当たり前の風景たち
しかしそれは一定ではなく、季節・時間・精神状態に応じてその表情を変え続けます。
その中には、ただの物質としての存在である事を超えて、
僕自身の感覚に直接的に訴えかけてくる瞬間が数多く存在します。
理由も無く嬉しさが込み上げて来る事もあれば、
悲しさや、不安にも似た気配に襲われる事も
空間そのものに、自分自身を認識している精神が溶け
どこか遠くに流されていくような感覚に意識の存在を忘れそうになることもあります。
そういった、目に見える世界の奥に存在し、ふとした瞬間に感覚の襞を透り抜けていく
名付けようのない気配や感覚の存在を捉え、表現したいと思っています。
作家略歴:
1982年 熊本市に生まれる
2007年 成安造形大学造形表現学部洋画クラス 卒業予定
    成安造形大学造形表現学部研究室在籍
2006年1月  成安造形大学進級制作展
    4月  成安造形大学洋画クラス新4年生選抜展
    7月  ART&CRITEQU展
2007年1月  成安造形大学卒業制作展
4月24日〜5月6日
三木 昭 個展『昆虫3DCGと昆虫模型展』
作品イメージ昆虫の拡大模型とコンピューター・グラフィックスの展示です。仕事で生物模型
を作るようになって以来 実体顕微鏡で見る微小な生物のかたちに魅了され続け
てきました。

表皮の凹凸やその流れ、体節や関節のかたちの組み合わせ、翅脈や毛の流れ。そ
れらかたちの全てに意味があります。種を存続させるための戦略。こういったも
のを再現することの不可能性を思い知らされました。

コンピューターと3DCGのソフトは粘土ベラや彫刻刀のような道具です。画家
ではない僕の作る画像はモデリングをした立体の写真です。3Dのデータは他の
人がより発展させていける可能性を含んでいます。そのことは作り手としての拠
り所の一つにもなり得ます。一番の興味は自然を知る手段としてのモデリング=
彫塑の過程での様々な発見です。

3DCG、3D彫刻機械、模型制作技術、昆虫、生物、自然、もの作り、現代美
術、日々のこと等、なんでもお気軽に声をかけて頂けると嬉しいです。PCでの
CGモデリングの実演も予定しています。
zerokobo_homepage  http://www10.plala.or.jp/zerokobo/

作品イメージ
作家略歴:
1951 9月22日生
1981 京都「スタジオ37」で個展
1983 京都市立芸術大学彫刻科中退
1983 尼崎「塚口ギャラリー唯心」で個展
1983 京都「関西日仏学館」でE・サティピアノコンサートの舞台美術
1990 神戸「ジーベックホール」でバラネスクカルテットコンサートの舞台美術
1991 京都「アートスペース虹」で「立体作品展_回転体-昆虫」展
1991 神戸「画廊ポルティコ」でKOBE現代美術展_vol.9
1994 京都「アートスペース虹」で「昆虫様回転立体展」
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art-niji@onyx.ocn.ne.jp