ART SPACE NIJI：11月の展覧会スケジュール

11月の展覧会スケジュール

11月7日～12日

宮内眞美「遥か」

コメント：
「遥か」ということ
「遥か」とは、一体どこからどこまでを，いつからいつまでを指すのだろうか。ひとそれぞれ感じ方は違うのだろうが私にとっての「遥か」とは・・・？
それは言葉ではうまく言い表せず少し戸惑ってしまうが、ばく然とした感覚はある。例えば、彼岸（あの世）と此岸（この世）の間，夢と現実の間，あるいはふてぶてしさと傷つきやすさの間，などである。案外、その「遥か」の間を私たちの想いは日々、行ったり来たりさまよっているのではないだろうか。そしてそれは遠くへだたりがあるように思っていたものが、ある時不意にごく近くに潜んでいることに気付く，そんな感覚だ。今回の作品によって観たひとそれぞれの「遥か」とは・・・に想いをはせるきっかけになるといいと願う。

作家略歴：

1965年生まれ　　滋賀県大津市在住
2003年　　京都造形芸術大学通信教育部美術科洋画コース卒業
2004年　　現代美術インディペンデントCASO展 2004（海岸通ギャラリー・CASO）
2005年　　グループ展　（京都府立文化芸術会館）　　　　　
第 59 回　滋賀県美術展　入選
2006年　　グループ展　（京都府立文化芸術会館）

11月14日～19日

中井浩史

コメント：
絵画の場合（ことにドローイングにおいては）、意識はたやすく画面に影響を及ぼすこの古くてあたりまえの認識に注目すべきだと思います形式とは別に大切なものとして
（メモ　2006.9.4）より

作家略歴：

1984　京都教育大学特修美術科卒業
1986　神戸大学大学院教育学研究科美術教育専攻美術講座修了
2000　兵庫県芸術奨励賞受賞

ONE-MAN EXHIBITION
1986　ギャラリー射手座・京都
1989　ギャラリー三条・京都
1991　Gallery TAGA・東京
　　　　小田急ハルクギャラリー・東京
1992　Gallery TAGA・東京
　　　　小田急ハルクギャラリー・東京
　　　　京町ギャラリー・神戸
1993　ギャラリー銀座汲美・東京
　　　　運慶画廊・京都
1995　凡画廊・加古川
　　　　ギャラリー銀座汲美・東京
1997　アートサロン・ロロ・加古川
1998　ギャラリー銀座汲美・東京
1999　ギャラリーグストハウス・神戸
　　　　神戸大学発達科学部Temporary Gallery・神戸
2000 ギャラリー北野坂・神戸
　　　　ギャラリーハンター坂・神戸
2001　ギャラリー島田・神戸
2002　アトリエ個展シリーズ2002　／西脇市岡之山美術館・兵庫
　　　　現代美術作家展展開現代アートに求めるもの、求められるもの／
　　　　ギャラリーグストハウス・神戸
2003 信濃橋画廊 apron・大阪
2004　 Gallery H.O.T・大阪
　　　　ギャラリー島田・神戸
2006　ギャラリー汲美・東京
　　　　ギャラリー島田Deux・神戸

GROUP EXHIBITION
1994 「兵庫11人の作家たち」姫路市立美術館
1996 「兵庫10人の作家たち」姫路市立美術館
1999 「兵庫11人の作家たち」姫路市立美術館
2001 「純粋抽象空間との対話」ギャラリー島田・神戸
2002 「現代美術インディペンデントCASO展」海岸通ギャラリーCASO・大阪
2005 「thing matter time 2005」信濃橋画廊・大阪
　「アートがもたらすプラセボ効果」Gallery H.O.T・大阪
2006　「表現の位相・6人の方法」ギャラリー開・神戸

11月21日～26日

韓スナ

コメント：
今日はどてもしんどい１日だった。夏の光はすごい勢いで人を疲れさせる。仕事の帰りにわざと遠回りをして公園を通って来た。流れている河添の水面を眺めるとどても心が落ち着く。静かな空間の中にいるといつの間にか長かった今日の疲れがとれてしまった。空を向いてニコッと笑いを渡して帰って来た。嬉しかった。 '06 8月中私が描きたい絵は人間が自然と出会う時の感情的な部分です。それは自然の形をしたイメージではありません。ありのままの自分と自然が素直に付き合っている姿だと思っています。自然が私に対していつも変わらず喜びを提供するみたいに私も素直な心でいつまでもいたいと思って描きました。

作家略歴：

1979年1月14日　韓国ソウルに生まれる
2006年    京都造形芸術大学　美術工芸学科 洋画コース卒業

2002年二人展　ギャラリー now（大阪）
2003年四人展　ギャラリー space alternative（京都）
　　　　個展　　ギャラリー now（大阪）
2005年 looking up.（グループ展）大韓民国総領事館（大阪）
　　　　個展　アートスペース虹（京都）

11月28日～12月3日

渥美詩子

コメント：
自分にも分からない「もやもや」とした気持ちが日々心に溜まる。これが、私の表現の原動力だ。
心のままに手を動かすと、陸があらわれたり、霧がかかったりする。突然、平面上に世界が立ち上がるおもしろさが、絵にはある。
　モチーフの樹木や森は、生きている限りつきまとう不安や恐れから、身を守るシェルターだ。否応無しに、葛藤や不安と共に生きるしかない人間の切なさを、ちょっと不気味に、そして、静かに繊細に描きたい。

作家略歴：

1982年　東京生まれ、神戸育ち
2002年　京都嵯峨芸術大学　芸術学部造形学科版画分野入学
2006年　京都嵯峨芸術大学　芸術学部造形学科版画分野卒業
2006年　成安造形大学　造形学部造形美術科研究生として在籍中

展覧会歴
2006年　京都嵯峨芸術大学卒業制作展　同窓会賞―京都市美術館（京都）

2005年　第3回山本鼎版画大賞展（長野）
　　　　 ART COM2005けいはんな造形芸術祭（京都）
　　　　『HATCH』Open Studio Program vol.3
　　　　　　　　　-Exhibition&Presentation-（京都）
　　　　高倉通り　アートストリートミュージアム2005（京都）

パブリック・コレクション
京都嵯峨芸術大学


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