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6月の展覧会スケジュール
5月7月

6月2日(火)〜7日(日)

メティカ・ヴェルニョン/METKA VERGNION
「静けさをもとめて」

* 6月2日午後5時より、オープニング・パーティを開きます。
* (迫田浩一氏によるリコーダー演奏とともに)

ご挨拶

メティカ・ヴェルニョン写真展を開催いたします。
ヴェルニョンは、スロヴェニア、リュブリアナ出身、ジュネーヴを拠点に活動を続ける芸術写真家です。

1984年初めて日本を訪れて以来、来日十数回、2005年からは毎年日本を訪れ数ヶ月滞在するという大の親日家です。ヴェルニョンの日本への憧れは遠く幼少期に始まります。著名な写真家であった父親の蔵書に日本の風景が掲載されていて、その伝統や文化に魅了されていきました。

近年“Japanese Moments”,“Silence”及び“Spiritual Garden”シリーズなど
日本をテーマにした作品を撮り続けていますが、日本への愛と憧憬の眼差し、その目
(レンズ)がとらえた日本文化のエッセンスは、コンピューターを駆使した特殊なデジタル・マニピュレーション(加工)によって、現実と非現実が交差し融合する不可思議な美の世界を創出しています。特に、“Spiritual Garden”シリーズは、日本の伝統が現代にも息づく象徴的な場として、森羅万象の気と通じまた静かな観想のうちに心の平静を見出せる場、日本の庭が垣間見せる神秘的で魅惑的な瞬間を独自の感性で写し撮っています。

今回の“Seeking Stillness – 静けさをもとめて“は、”Spiritual Garden“シリーズのテーマに連なり、枯山水の奥深い静けさ、その静寂と静謐のうちに開かれる壮大な宇宙観、瞑想世界の神秘に迫ろうとするものです。

2005年以降毎年来日し10年となる今年、第二の故郷、京都で開く初の個展です。
ご多忙のこととは存じますが、なにとぞご高覧いただきますようお願いいたします。

メティカ・ヴェルニョン写真展を支える会 有志一同 イメージ
イメージ
慌しい喧騒の日々にあって、静かな落ち着きを取り戻すことがなにより必要とされている。自然の移ろい、調和と美しさ、その愛おしい歓びをしみじみと感じるためには、穏やかな静けさのなかで悠々とした時を過ごしたい。

枯山水の幾十の岩や一面の砂利が、広大な宇宙を表し、瞑想を呼び覚ますのは、神秘だ。

私はカメラを手に、庭の前にじっと座って、砂が描く文様、線や円を静かに見つめている。その景色の精髄を象徴するイメージをレンズに捕らえようと・・・。やがてイメージは、私の目と心のフィルターを通して、伝統的美学を超え、作庭家の構想にも似た抽象の創作物となっていく・・・。


作家略歴

スロヴェニア、リュブリャナ生まれ。スイス、ジュネーヴ在住。
写真家の父の影響を受け、幼い頃から写真に興味を持つ。フランス国立高等ルイ・ルミエール映画学校にて写真とフィルムを学び、その実験的写真技法を駆使した独創的表現は、内外から高い評価を得た。(パリ、ジュネーヴ、ウィーン、モンテカルロ、ダブリン、リュブリアナ、北京、香港など)ヨーロッパ、アジアを中心に個展発表のみならず多くの国際展に出品、受賞多数。世界各地を旅し、来日十数回。大の親日家で、近年は日本を題材にした作品を撮り続けている。2012年より、JIPF(Japan International Photographic Federation)の名誉会員、国際展の審査を務める。

[日本での展覧会]
2009 Gallery at KICH (Kyoto International Community House) (Joint) 京都
2011 京都市美術館    (Joint) 京都 
     Gallery at KICH  (Joint)京都
宝塚市立歴史民俗資料館(旧和田家住宅)(Joint)宝塚
2012 廣誠院      (Joint)京都
2013 観自庵       (Joint) 高浜
ギャラリーほりかわ (Joint)神戸   
     LADS ギャラリー  (Joint) 大阪
2014 廣誠院       (Joint)京都
2015 観自庵       (Joint)高浜
     アートスペース虹  (Solo) 京都

6月9日(火)〜14日(日)

森 彩華 展
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日常の中で感じる違和感。それはどこからやってくるのだろうか。
違和感を覚える「Deja Vu」は多くの人が体験したことがあるのではないでしょうか?
「Deja Vu」は視覚はもちろん聴覚、触覚、感情なども同時に思い起されるが、常に違和感を伴う現象である。
その現象は意識的•無意識的に関わらず様々な方向性を考えているうちに、
この現実ともう一つの現実世界での出来事が交わった瞬間ではないだろうか?
どちらが正しいかではなく様々な考え方や視点、方向性があることが重要に思う。
2013/5.28〜6.2 森彩華個展「Deja Vu」より

「Deja Vu」と「Jamais Vu」相反するものであるが、日常の中で感じる違和感とい枠の中ではとても近いものである。
「Jamais Vu」もまた視覚、聴覚、触覚、感情などを同時に思い起し、常に違和感を伴う現象である。
異なる点といえば未知のものに感じられることである。それは新しい現実世界が増えた瞬間ではないだろうか?
「Deja Vu」と「Jamais Vu」を繰り返し新しい出来事が紡がれ始めるのだろう。

作家略歴

1984年 京都府生まれ
2009年 京都精華大学大学院 芸術研究科芸術専攻立体造形分野 修了

【展覧会・受賞暦】
2007年 Mori Ayaka Exhibition "page1"(MUROMACHI ART COURT / 京都)
第57回 西宮市展(神戸)佳作受賞
2009年 CONVERT #photograph(ARTISLONG GALLERY / 京都)
Summer Pleasures in New York.(A-forest Gallery NY / ニューヨーク, アメリカ)
2010年 京都藝術 2010
2011年 淀スタジオ 京都 OPEN STUDIO(淀スタジオ / 京都)
2012年 OPEN STUDIO KYOTO 2012(淀スタジオ / 京都)
2013年 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA会館記念 京芸transmit program #4 KYOTO STUDIO(@KCUA / 京都)
森彩華 個展「Deja Vu」(アートスペース虹 / 京都)

2015年 ULTRA x ANTEROOM exhibition 2015(ANTE ROOM / 京都)


6月16日(火)〜21日(日)

金サジ/Kim Sajik 展

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人は物語をきいて育ちます。
眠る前であったり、孤独になったときに。
物語を繰り返し聞き、物語を自分の中に取り込んで行くことは、
自分の存在が、なぜここに在るのかを確認するための作業であるように思います。

私の聞いた民話、神話、宗教などにある物語たちは、
どれも自分にあてはまるものはありませんでした。
日本のお話、韓国のお話、どちらにも当てはまることはありませんでした。

私にははっきりとわかる、ふたつの記憶があります。

1_今在る私が、多神教、多文化の日本という国で育った記憶。
2_ご先祖様から受け継いできた身体の中、遺伝子の中に伝わっている記憶。

このふたつが重なったとき、私のなかにひとつの物語が産まれます。
私という存在を確認するために、
記憶をひとつひとつ紡ぎあげて、物語を創っていくのです。

これはわたしのための創世の物語です。



作家略歴

1981 生まれ

-solo exhibition-
2011 瑠璃も玻璃も照らされている(立体ギャラリー射手座/京都 )
2012  かわいて、またぬれる(gallery PARC/京都)

-group exhibition-
2011 「calendar for 2012」(アートスペース虹/京都)
2013・INTERNATIONAL PHOTOGRAPHY festival :KYOTOGRAPHIE satelite event
・れからのこれから.2013(MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w/京都)
・「calendar for 2014」(アートスペース虹/京都)
2014
・京都の風景(京都芸術センター/京都)
・INTERNATIONAL PHOTOGRAPHY festival [KYOTOGRAPHIE satellite event]
   now…and then.2014(MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w/京都)
 (http://kimsajik.com/)


6月23日(火)〜28日(日)

田中美佳/Tanaka Mika「pieces」

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いま、そして「これから」のときを紡ぐかけらたち。
ひとかけら、ふたかけらと重なり合ってうまれるリズム。
ゆっくりと、それぞれのかけらが織りなす一歩を描けたらと思います。

作家略歴


2011 神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士前期課程 人間表現専攻卒業
2015 神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士後期課程 人間表現専攻在籍

Activities
個展
2014 「leaves@collage」神戸大学発達科学部A棟cafeアゴラ 神戸

公募展
2013 こうべ市民展(神戸市労働協議会賞)
2014 京展

第27回全国和紙画展
日本芸術センター第7回絵画公募展


6月30日(火)〜7月5日(日)

植草美里展 小景X/Uekusa Misato
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“glass”2015 キャンバス、油彩 41×27.3cm

日常は変化の連続。

身の周りにある物はいろんな形で私を支えてくれている。その恩恵を感じるから興味を持って見る。時にはわずらわしく感じることもある。それはそれでまた見る。身近な物と私の間に多様な関係が生まれては変化する。それを捉えたい。

線・色彩・連続模様を構成要素として統一した関係の中に位置や見えの変化を盛り込む。そこから画面の動きやリズムが出来るまで描く。





作家略歴

2000 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業

1978 大阪府生まれ


□個展

2012 「植草美里展 小景W」/アートスペース虹/京都

2011 「植草美里展 小景V」/アートスペース虹/京都

2010 「植草美里展 静物画+drawing展」/カフェkitto/大阪・豊中市

2009 「植草美里 drawing展」/ラ・ガルリ in cafe 百花/大阪・茨木市

「植草美里展 小景U」/アートスペース虹/京都

2007 「植草美里展 小景」/アートスペース虹/京都

2006 「植草美里展 見る歓び」/アートスペース虹/京都

2003 「植草美里展 単純な経験」/アートスペース虹/京都

2001 「植草美里展 ものを見るもっと見る」/アートスペース虹/京都

□グループ展

2014  「DE PARIS vol.6」/ギャラリーメゾン・ダール/大阪

2013 「DDessin 13」/アートフェアAtelier Richelieu/フランス・パリ

「En continu」/ギャラリーメゾン・ダール/大阪

2012 「植草美里×煢ェ美岐 展 contrast」/ギャラリーメゾン・ダール/大阪

2011 CDサイズアート100展「Ma Chanson Favorite vol.4」/E-ma/大阪

CDサイズアートセレクト展/アートフェアCite de la Mode et du Desin/フランス・パリ

2008 「日常の情景・展」/アトリエ2001/神戸

2006 「Plants room」

2002 第19回グラフィックアート「とつぼ展」/ガーディアン・ガーデン/東京

2000 「よつあみ展」/ギャラリーそわか/京都


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