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11月の展覧会スケジュール

11月1日〜13日(月曜休廊)
伊庭靖子展

作品イメージコメント:
2003年以降、モノの質感とそこにある光をテーマにしています。枕やクッション、
様々な素材のイスなど、それぞれの材質と光の違いによって選び出された対象の材質
感と光のみを描き出しています。その材質とそこにある光だけを追うことで、そのモ
ノの置かれている状況などの情報を少なくし、人のモノに対しての認識を揺さぶりた
いと思っています。光を吸い込む白さや光を包み込む柔らかさ、ある感覚を呼び起こ
す質感、モノとして認識できる境界、そしてそこにモノが在ってしまう不思議さな
ど、人がどのように感覚を刺激され、そしてそれによって何を感じ、理解するのかと
いうことに興味があり追求していく考えです。


作家略歴:
1967 京都市に生まれる
1990 嵯峨美術短期大学版画科専攻科修了
1999 ダイムラークライスラーグループアート・スコープ'99
フランス・モンフランカンにて制作滞在
2000 文化庁在外研修員としてニューヨークに一年間滞在
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個展
2004 東京・アートフロントギャラリー
    大阪・ノマルエディション
2003 東京・INAXギャラリー
2001 大阪・AD&A GALLERY
    東京・ガレリアキマイラ
    京都・アートスペース虹
2000 京都・イムラアートギャラリー
1999 大阪・ノマルエディション
    東京・スパイラルガーデン
    フランス・Agen美術館
1997 東京・gallery αM「イマージュの測定術」
1996 京都・アートスペース虹
    東京・ガレリアキマイラ
1995 大阪・番画廊
1994 京都・アートスペース虹
1993 大阪・番画廊
1991 京都・アートスペース虹
1992 京都・アートスペース虹
1990 大阪・ON GALLERY
1989 京都・アートスペース虹

グループ展
2005 こどもとおとなの美術入門 カラフル! (群馬・群馬県立近代美術館)
    両洋の眼展 (東京・日本橋三越本店、和歌山・田辺市美術館、広島・三原リージョンプラザ、青森・八戸市美術館、山梨・河口湖美術館)
    秘すれば花-東アジアの現代美術 (東京・森美術館)
2004 版画の発想力 (滋賀・成安造形大学ギャラリー アートサイト)
    VOCA1994−2003 10年の受賞作品展 (岡山・大原美術館分館)
    TAMA VIVANT2004 たとえばの新しさ (多摩美術大学 八王子キャンパス絵画東棟ギャラリー、みなとみらい駅地下三階コンコース)
    色の博物誌・黄-地の力&空の光 (東京・目黒区美術館)
    両洋の眼展 (山梨・河口湖美術館、長野・松本市美術館、兵庫・尼崎総合文化センター、山形・天童市美術館、愛知・松坂屋美術館)
2003 A MUSE LAND 2004 (北海道近代美術館)
    「破壊しに」 (東京・ガレリアキマイラ)
    「アートスコープ」の12年-アーティスト・イン・レジデンスを読み解く (東京・原美術館)
    こもれび展 (茨城・水戸芸術館)
    両洋の眼展 (松坂屋美術館、田辺市立美術館、尼崎市総合文化センター、河口湖美術館、三原リージョンプラザ、日本橋三越)
2001 版画工房ノマルエディション展 (大阪・海岸通ギャラリーCASO)
    両洋の眼展 (日本橋三越、田辺市立美術館、尼崎市総合文化センター、大原美術館、河口湖美術館)
    京都府美術工芸新鋭選抜展<優秀賞> (京都文化博物館)
第5回 前田寛治大賞展<佳作賞>
    アートごちそう帖 (北海道立釧路芸術館)
2000 新世紀をひらく美/現代日本画・洋画新鋭作家展(東京、大阪、京都、横浜・高島屋美術画廊)
    伊庭靖子・山田佐保子展 (東京・ギャラリー池田美術)
1998 画廊の視点'98 (大阪府立現代美術センター)
    曖昧なる世界ー影像としてのアート (東京・O美術館)
    INSIDE - OUTSIDE (嵯峨美術短期大学/アートスペース嵯峨・京都)
    '98新鋭美術選抜展 (京都市美術館)
    VOCA'98 <奨励賞> (東京・上野の森美術館)
1997 Depth of Focus (兵庫・芦屋市美術博物館)
    絵画の方向'97 (大阪府立現代美術センター)
    思い出のあした (京都市美術館)
    第3回 美の予感展 (東京、大阪、京都、横浜・高島屋美術画廊)
1996 イメージの新様態7 (京都・Gallery Suzuki)
    '96新鋭美術選抜展 (京都市美術館)
1995 WOMENS (大阪府立現代美術センター)
    THE TREE part2 ( 笹川平和財団・USA)
1994 Planter in the last resort (京都・The Ufer! Gallery)

受賞記録
2003 京都府文化芸術賞 奨励賞受賞
2001 京都府美術工芸新鋭選抜展にて優秀賞受賞
前田寛治大賞展にて佳作賞受賞
1999 ダイムラークライスラーグループアート・スコープ'99
1998 VOCA展'98にて奨励賞受賞

パブリックコレクション
群馬県立館林美術館
京都府
株式会社大林組
第一生命保険相互会社


11月15日〜27日(月曜休廊)
堀香子展「CHORION 」
作品イメージ コメント:
 今回のテーマであるコリオン“chorion”とは、「皮膚」というギリシャ語に由来する医学用語で、「絨毛膜」のことである。 これは、ヒトの卵を包んでいる膜で、胎児の肌の延長である。つまり、我々は、母体から自分の皮膚を介して栄養分を得て十ヶ月を過ごしていたーという解剖学者の言葉を知ったとき、豪華なふかふかの絨毯のテントにかって安らかに居た自分、そして、その仮説のテントを内に持っていた自分を思った。と共に、そのような  次へといのちをつなげてゆくシステムに至った。5億年前の脊椎動物の記憶が自らに折り畳まれていることをも受け止めた。 身体性を基点とし、土という素材を用いて制作する中で、我々すべての生存の条件である身体のイメージのあやうさを認識すると共に「いのちの自発性」の仮の棲である身体をキーイメージとして、深めたいと考えている。 皮膚は、内界と外界とを隔てる膜である。内蔵や骨格を包みこむことで、有機体ができあがっている。例えば泡は、空気を包む膜であるが、はかないものの象徴とされている。しかし、「包」という文字が、お腹に赤ちゃんを持つ母の姿から由来するように、内からの力と、それを包みこむ膜の力のバランスでかたちを保つ泡の存在はダイナミックな力を感じさせる。 膜は、内から外へのテンション、すなわち、いのちのもつ発動力を体現する存在である。
                                堀 香子。
作家略歴:
1988 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了   
2003 滋賀県立陶芸の森にて招聘制作
◆ 個 展   
1987 ギャラリー・マロニエ(京都)('89 〜'92)   
1991 ギャラリー・M(東京),ギャルリ・プス(東京)('93 ,'05)   
1993 ギャラリー天竺(東京)   
1994 青山グリーンギャラリー(東京),番画廊(大阪)   
1996 ギャラリー器館(京都)('98,'04 )   
1997 ギャラリーTAO(東京),ギャラリーにしかわ(京都)   
1999 ギャラリー目黒陶芸館(四日市)('01,'03), ギャラリーTOKONOMA(スイス)   
2004 滋賀県立陶芸の森美術館, ギャラリーMARUFUKU(京都) ◆ 公募展・企画展   
1986 八木一夫賞現代陶芸展(京都・東京), 国際陶磁器展美濃(多治見)(〜'95,'98)    
1987 中日国際陶芸展(名古屋),京都工芸美術展(京都府立文化芸術会館)(〜'90)   
1989 朝日現代クラフト展(阪急百貨店/大阪・東京)(〜'91)    
1990 フレッチャーチャレンジ国際陶芸展(ニュージーランド)(〜'95,'98 )     
    京都工芸選抜展〈現代の工芸〉(京都府立文化芸術会館)(〜'92 )   
1991 サントリー美術館大賞展−挑むかたち−(サントリー美術館/東京)
     セラミック・アネックス・シガラキ(滋賀県立近代美術館)
     日韓青年陶芸作家交流展(ギャラリー・マロニエ/京都)
      土・メッセージ・IN美濃(多治見)   
1992 日韓青年陶芸作家交流展(土・ア−トスペ−ス/ソウル)   
1993 美術選抜展(京都市美術館)   
1994 クレイワーク(国立国際美術館/大阪)   
1995 美の予感−工芸−(高島屋/東京・京都・大阪・横浜)
1996 新鋭美術選抜展(京都市美術館)('98, '00,' 02, '05)   
1999 やきものの20世紀(滋賀県立陶芸の森/滋賀)   
2001 京都市芸術新人賞受賞作家展(京都芸術センター)   
2002 日韓陶芸作家交流展(京都芸術センター)
2005 ファエンツア国際陶芸展(イタリア)
◆ コレクション   
オ−クランド博物館(ニュ−ジ−ランド)   
北九州市旧大阪商船・海事資料室(北九州市)   
MINT MUSEUM OF CRAFT + DESIGN(アメリカ)   
石川県立九谷焼技術研修所、滋賀県立陶芸の森   
京都市立芸術大学
◆ 受 賞   
1991 朝日現代クラフト展 <グランプリ>        
フレッチャーチャレンジ国際陶芸展(ニュージーランド)<優秀賞>   
1993 フレッチャーチャレンジ国際陶芸展(ニュージーランド)<優秀賞>   
1995 国際陶磁器展美濃'95<銅賞>   
1998 国際陶磁器展美濃'98<審査員特別賞>   
2001 京都市芸術新人賞   
2005 ファエンツア国際陶芸展(イタリア)<議会長賞>
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