ART SPACE NIJI 虹ロゴ
展覧会情報 スケジュール
過去の展覧会
トップページへ
レンタルギャラリー
アクセス
リンク
9月の展覧会スケジュール
8月10月
8月28(火)〜9月2日(日)
非在の庭PvQ Part 1二瓶 晃 展 "Acte gratuit"
イメージ
◆画像Terre des hommes, 2011年 撮影:Takeru Koroda

「全てが互いにからみあい、説明される代わりに、全てはこんがらがる。」
(『鎖を離れたプロメテ』アンドレ・ジイド)

Acte gratuit(無償の行為)――なんらの動機も無い行為であり、利害を離れた、純粋な自らの行為である。その意味は「非」意味である。いかなる結果も生まない、説明がつかない、何も解らない。周りの人間は翻弄されるだけだ。その行為は、説明されない運命となり、論理をよせつけず、論理を破綻させる。
運命は好むと好まざるとに拘らず、ふとした拍子に動き出す。重要なのは他者の行為ではない、その後の暗い運命を予感することだ。


「非在の庭」開催中に
●8月31日(金)19時より 良恩寺にて(画廊から4分)
吉岡洋先生をゲストにお招きし、夜話(よばなし)を行います。
よろしくお願い申し上げます。
作家略歴

1972年千葉生まれ
大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業
京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(造形構想)修了

|主な展覧会|
2011年 「京都・映像・メディアアート」展(京都芸術センター/京都)
2010年 「生存のエシックス」展(京都国立近代美術館/京都)〈共同制作〉
2010年 個展(アートスペース虹/京都)
2008年 「第6回深?国際水墨画ビエンナーレ」(深?画院/深?・中国)〈共同制作〉
2008年 「virtul/actual」展(京都芸術センター/京都)〈共同制作〉
2007年 「新視角」展(朱家角、浦東図書館/上海・中国)
2007年 個展(アートスペース虹/京都)
2006年 個展(アートスペース虹/京都)
2005年 個展(アートスペース虹/京都)
2004年 「JOUABLE」展(フランス国立高等装飾美術学校展示ホール/パリ・フランス)
2004年 「画廊の視点・gallerism 2004」展(大阪府立現代美術センター/大阪)〈プロジェクト〉
2004年 「Scret Poem」展(京都嵯峨芸術大学附属博物館/京都)
2003年 「JOUABLE」展(同志社ローム記念館/京田辺)
2002年 個展(HOUSE OF ARTギャラリー/京都)〈共同制作〉
2001年 「TIMELAG/RAGTIME」展(八戸市美術館/八戸)
2000年 「MEDIA & ANALOGY」展(アートスペース嵯峨/京都)
1997年 個展(ギャラリー・Den/大阪)
1990年代から 小劇場で舞台美術を手がける。


9月4日(火)〜9月9日(日)
非在の庭PvQ Part 2「井浦 崇 +大島幸代 "water's edge"」(Takashi Iura +Satiyo Osima)
イメージ
美術家そして音楽家として、映像とサウンドを扱った作品制作を行っています。それらを組み合わせて、ある秩序を持った展示 —いわば庭のようなものを作ってきました。
今回のインスタレーションでは、水辺で見ることのできる自然現象やかたちを解析していくつかの要素を抽出し、時間や空間を再構築した風景を浮かび上がらせます。例えば一見単調に繰り返される要素が、美的あるいは音楽的な変換プロセスを通すことで複雑なリズムを生み出したり、美しいラインを描くといった風に。
また、もう一つのテーマとして映像や電子メディアを用いた表現と美術作品についても考察します。
作家略歴

井浦 崇:京都府生まれ、京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程学位取得
関西大学総合情報学部准教授
大島幸代:兵庫県生まれ、京都市立芸術大学美術学部構想設計卒
関西大学総合情報学部非常勤講師
2004年から共同制作を始め、Otograph(オトグラフ)としても制作を行っている

展覧会
2007 small-ness/Muromachi Art Court(京都)
2010 個展(アートスペース虹/京都)
2011 個展(ギャラリーwks/大阪)
2011 ルネサンス-京都・映像・メディアアート/京都芸術センター(京都)

その他Otographとしてライブパフォーマンス、インスタレーション展示多数


9月11日(火)〜23日(日)(月曜休廊)

鈴木七恵 + フォルケ・ハンフェルト「遠―近」
Nanaé Suzuki + Folke Hanfeld" Fern—Nah"

●オープニングレセプション 9月11日 5pm.
ゲスト:鈴木昭男+宮北裕美(友情出演 パフォーマンスあり)
作品イメージ
作品イメージ
平面と空間、現実と仮想、具体と抽象、遠近、自然と芸術といった対比的な現象への関心は、常に新しい作品を生み出すきっかけを私たちに与えてくれた。今回の発表ではこれらの関心に焦点を定め、二人の作家的なポジションの相違にも拘らず重なり合って見えてくる視覚的探検を観客も共有体験できるものにしたい。




作家略歴
鈴木七恵
1990年代以降、虚と実とが境い目なく交じり合う空間とその時間性とを、絵画と写真によって表現することを試みてきた。見る人が共有できる記憶の時空間を現前させたいと思う。それは新しい眼で現実を見ることを可能にするものかもしれない。

1947年金沢市生れ。
東京芸術大学工芸科専攻、中退後絵画制作に携わる。1977年渡欧後は、パフォーマンス、インスタレーションの分野で発表を続けた。
1981年以降ベルリン市に居住し、近年は主に写真と絵画を中心に制作を発表を続けている。
グラント
1995年 ベルリン市美術作家奨励グラント
1997-2000年 ベルリン市スタジオグラント
2009年 ラインラント・ファルツ州招待作家レジデンス
 
個展/二人展(一部略)
1995年 メルヴェ出版、ベルリン
1997年 アートスペース虹
1998年 ギャラリー・フォン・デァ・ミルヴェ、アーヘン
ギャラリー・ライナー・ボルゲマイスター、ベルリン
2001年 アートスペース虹
ハウス・アム・リュッツォウプラッツ
2002年 ギャラリー・ノルト、ベルリン
2003年 日本文化会館、ケルン
ギャラリー・フォン・デァ・ミルヴェ、アーヘン
2004年 ステラ・A.、ベルリン
アートスペース虹
2007年 ステラ・A.、ベルリン
アートスペース虹
2009年 ギャラリー・エディション・サバ、ベルリン
ステラ・A.、ベルリン
クンスト・ハレ・アルトドルフ、エッテンハイム
2011年 アンハルティッシェ・ゲメルデ・ガレリー、デッサウ
2012年 フレムデンハウス、アンハルティッシェ・ゲメルデ・ガレリー、デッサウ
アートスペース虹

グループ展参加(一部略)

1985年 アイススタジアムでのクヴェア・ギャラリー、ベルリン
1986年 アポロフイス、アインドーフェン
1988年 フォム・アルテン・ヴェステン・ツム・クルチュア・フォールム、ベルリン
1989年 スペース・ピロート、ハンブルク
1992年 オルツツァイト、プルショー
1996年 パンオプティーク、ベルリン
1998年 ウムツーク・インス・オフェネ、ハンブルク
1999年 パースペクティヴ、ブダペスト
ベル・ジャルディニエール、ヴィーパースドルフ
2000年 ハイマート クンスト、ベルリン
2001年 ライブラリー、シュタインホーフェル
2003年 アトメン・デァ・シュタット、ベルリン
2004年 ロッジュ・第1回アートビエンナーレ
2006年 フェアシュテッケ、アーレンスフープ
ガルテンライヒターク、デッサウ
フリードリヒ・ジリー、シュタインホーフェル
2009年 ノールダーリヒト・フォトフェスティヴァル招待参加、グローニンゲン
2010年 ラインラント・ファルツ州レジデンスアーティスト展、ランダウ、ファルツ州
2012年 篠山まちなみアートフェスティヴァル参加

――――――――――――――――――――
フォルケ・ハンフェルト

1950年生れ。国立ベルリン芸術大学絵画科卒。
インスタレーション、3D 写真を中心に作家活動を続けていたが、近年はプリントメディアによるパターン、合成写真、建築に関わるインスタレーション作品を多く発表してきている。
また建築に融合するアートとして、ザウアーブルッフ/ハットンやグリュントゥッフ/エルンストなどの国際的建築家との協力によってベルリン、およびブランデンブルク州を中心に大型の平面作品が実現された。現在、ライプツッヒ市中心部再開発計画、およびマドリッド市のドイツ学校の両プロジェクトの委嘱作品が進行中である。

略歴(詳細、2001年以降)

2001年 センス・オブ・スペース、ノールダーリヒト・フォトフェスティヴァル参加、グローニンゲン
2002年 シティイメージ3D、ベルリン、ミュンヘン
ヴィジョン展参加、ブダペスト
2003年 建築融合アート:ヘニグスドルフ市役所、ザウアーブルッフ/ハットン委嘱
2004年 3D写真インスタレーション、ヴェニス建築ビエンナーレ、ザウアーブルッフ/ハットン委嘱
2005年 ヴィットゲンシュタイン・イン・ニューヨーク展参加、ベルリン
個展コンステラツィオーン、ステラ・A.、ベルリン
建築融合アート:マリー・キューリー・ギムナジウム、ブランデンブルク州
(グリュントゥッフ・エルンスト建築事務所委嘱)
ポジション、ギェルケ・クラス展参加、オーバーハウゼン
2006年 建築融合アート:ブルーノ・ビュルゲル小学校、ベルリン
(グリュントゥッフ・エルンスト建築事務所委嘱)
建築融合アート:ベルナウ警察所、ブランデンブルク州
(グリュントゥッフ・エルンスト建築事務所委嘱)
2007年 「リヒトゥンク」展(ベルリン、ノイケルン区美術館)キューレートとカタログ編集
2008年 ベルリン・イム・リヒト展参加、シュタット・ムゼーウム、ベルリン
舞台美術「生きた貨幣」(ピエール・クロソフスキー)、ベルリン
2009年 建築融合アート:マリー・キューリー・ギムナジウム、ブランデンブルク州
(グリュントゥッフ・エルンスト建築事務所委嘱)
建築融合アート:ドイツ家庭省、ヴェロニカ・ケルンドルファー協力作品
2010年 BEH3D展、アーキテクチャー・ギャラリー、ベルリン
2011年 建築融合アート:ライプツィヒ、ファサードデザイン
(グリュントゥッフ・エルンスト建築事務所委嘱)
2012年 建築融合アート:ドイッチェ・シューレ・マドリッド、スペイン
(グリュントゥッフ・エルンスト建築事務所委嘱)



買上げ・所蔵:
ベルリーニッシェ・ガレリー、国立美術館ベルリン版画美術館、ベルリン・シュタット・ムゼーウム

 

9月25日(火)〜10月7日(日)(月曜休廊)
新道 牧人展 「medium ミディアム」


作品イメージ
普段私達が私達自身の頭の中でとらえ考えだしている事やものと、実際に外の世界につくりだしている事やものとの間にはあるていどの距離みたいなものがあります。その間のずれたりねじれたりした位相みたいなものがが変化する所への橋渡し的な懸け橋を見つけ出しつくろうとしているのですが、それはけして橋の形をしているわけでは無く橋どころか形さえ捉えようの無いものをつくっている様な気がします。しかしながら形が全くないことではまたないわけで、その辺りの淡いにいつもまなざしが向いているのでしょう。





作家略歴


1973年 京都生まれ
1997年 京都市立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻卒業
1999年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻修了

個展
2006年 新道牧人 個展 芯抜きフワフワ [アートスペース虹] 京都
2004年 新道牧人 展 白宙無 [アートスペース虹] 京都
1998年 organic/inorganic SHINDO MAKITO EXHIBITION [アートスペース虹] 京都

グループ展(近年)
2011年 Good things come in small package. 良いものは小さい包みでこそっとやってくる。[シェ・ドゥーヴル] 大阪
gradation [2kw gallery] 大阪
U.S.E 4 [ギャラリーマロニエ] 京都
カレンダー for 2012 [アートスペース虹] 京都

2010年 オープンスタジオ太秦 [ライトスタジオ] 京都
京都オープンスタジオ [ライトスタジオ] 京都

2009年 どろどろ、どろん 異界をめぐるアジアの現代美術 [広島市現代美術館] 広島 コンパスケービングユニットとして参加
カレンダー for 2010 [アートスペース虹] 京都

2008年 美 京都・なかむら [ギャラリーなかむら] 京都
ギャラリズム2008 −画廊の視点− [大阪府立現代美術センター] 大阪
第1回 京都造形芸術大学 彫刻OB会ミニアチュール展 U.S.E [ギャラリーマロニエ] 京都



7月過去の展覧会へ10月
art-niji@onyx.ocn.ne.jp